【vol.1559】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
セッションをしていると
多くのクライエントの口から
こんな言葉がよく発せられます。
「普通は…」
「普通」とは
⚫︎ 広く一般に通じる
⚫︎ ありふれている
という意味をもつ言葉。
今でこそは
この言葉を使うことは
あまりなくなりましたが
若かりし頃は
この言葉を使うことで
自分も他人も
がんじがらめにしていたな
…と思います。
セッションをしていると
クライエントから
「普通は〜なのに
そうじゃない自分はダメだ」
…という
ニュアンスを含んだ発言を
よく耳にすることがあります。
でも、具体的に
「普通って何ですかね?」
と訊いてみると
それに対する
明確な答えを提示できる人って
ほとんどいないんですよね。
具体的な基準が
ありそうでないのが
「普通」という言葉の
本質だと思うので
明確な答えを
提示できないのも
当然と言っちゃ当然。
「普通」という言葉は
実態のないオバケのような存在だと
言い換えることができるかも知れません。
オバケと自分を比較して
「自分はなんてダメなんだ…」
と感じることは
誰もがナンセンスだと思う
一方で
それが
「普通」という言葉に
入れ替わった途端に
自分にダメ出しが始まるのは
同調圧力が強い
日本社会で生き延びるための
サバイバルスキルとして
私たちが代々先祖から
受け継いできたものなのかも
知れません。
ですが
「普通は…」
という言葉が意味する
誰がどんな基準で
決めたのかもわからない
スタンダードに合わせることに
必死になってしまって
自分の気持ちや感情、感覚を
知らず知らずのうちに見失って
「自分らしさ」の欠けた人生に
空虚感や息苦しさを抱えながら
漫然と生きている人は少なくありません。
世間や社会が規定した
「普通」の基準に
合わせることをしなくても
自分らしさを活かしながら
他者との調和を保ちながら
生きていくことは
決して
不可能ではありません。
ただ、そうするためには
「普通」という言葉を
まずは疑ってみて
自分自身の感情や感覚を
信じ、大切にするということは
どういうことか?
…という体験を
しっかりとからだに
落とし込んでいかなければ
なりません。
「普通は…」という言葉から
自由になるために
まずは「普通」という
言葉の意味を疑ってみる。
そこから
スタートしてみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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