【vol.1020】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
つい
4〜5日前までは
札幌近郊の
中山峠の山頂で
雪が積もっていたのに
それが一転して
今日の札幌は
一気に
27℃近くまで
上がっています。
GWが
終わった途端に
(私にはGWは一切ないけど…)
春をとおり越して
夏のような暑さ‼️
数日前までは
「早く暖かく
ならないかなぁ」
…と気温が上がるのを
心待ちにしていましたが
こんなに
突然に、かつ、
一気に気温が上がると
「身体がついて
いけるだろうか?」
…と
逆に不安になります。
今、
トレーニングを受けている
Somatic Experiencing®︎
というアプローチでは
私たちが
外部から受けた
ストレスが
Too much
Too soon
Too fast
(大きすぎる/多すぎる、
早すぎる、
速すぎる)
…だと
心にかかる
負荷が大きすぎて
プロセス(対処)
しきれずに
トラウマになる
と考えられています。
この気温の
急激な上昇は
昨日の気温との
比較でいうと
Too muchですし
この気温になるのは
普段だと
7月くらいなので
そういう意味では
Too soonですし
そのような変化が
わずか1日にして
起きたという意味では
Too fastなので
トラウマとまでは
いかなくとも
身体だけではなく
心理的な負荷も
間違いなく大きいので
私が不安になるのは
無理もありません。
外部からの刺激が
トラウマに
なり得る要素が
Too much
Too soon
Too fast
…であると
したならば
トラウマの治療の
セラピーや
カウンセリングの
プロセスが
Too much
Too soon
Too fast
になってしまったら
セラピー/
カウンセリング
そのものが
トラウマと
なってしまう
可能性大
であることは
あまり知られていないかも
知れません。
多くのクライエントは
「一分一秒でも
早く楽になりたい!」
という一心から
セッションが
ゆっくり進むことに
焦りを募らせますが
セッションで
取り扱うことが
そのクライエントが
ハンドリング
できないくらい
大きなものであったり
心の準備が
できていなかったり
展開するスピードが
速すぎたりすると
クライエントの心に
大きな負担を
かけることになります。
つまり
症状を良くするための
治療セッションが
治療の妨げに
なりかねない
ということ。
これでは
本末転倒ですよね?
そうならないためにも
クライエントの
心の状態を
丁寧に、かつ、
細やかに観察しながら
トラッキング
(追跡)していって
クライエントが
ハンドリングできる範囲は
どのくらいなのか?
問題を安全に
扱えるだけの力は
どのくらい有しているか?
…を瞬時に判断しながら
慎重にセッションを
進めていく必要があるのです。
自分自身と
向き合うプロセスは
決して
簡単なものでは
ないがゆえに
クライエントが
少しでも安心と安全が
感じられることは
大事なことです。
だからこそ
“Too much”ではなく
“Just the right amount”
(程よい量/程度)で
“Too soon”ではなく
“Just the right time”
(適切なタイミング)で
“Too fast”ではなく
“ Slow down”
(ゆっくり)とした
プロセスを
クライエントに
提供して
トラウマと
向き合えるのを
可能にするのが
私たち
セラピスト/
カウンセラーの
大切な役目なんです。
決して
セッションを
長引かせようと
してるワケじゃ
ないんですよ〜!
もどかしく
感じられるかも
知れませんが
Just the right amount
Just the right time
Slow down
…が
トラウマや
心の傷からの
回復の鍵を
握っています。
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください
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