自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

社会に深く根づいているLGBTQに対するスティグマ

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【vol.1419】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

LGBT法案や同性婚の是非など

日本でもLGBTQに関することが

大体的に取り上げられるようになって

国民の関心が高まる一方で

 

 

 

 

まだまだ誤解されていることも多く

本質的なレベルでの理解には

ほど遠い状態にあることを

個人的には懸念しています。

 

 

 

そんな最中、Netflixで

『祈りのもとで:脱同性愛運動がもたらしたもの』

というドキュメンタリー番組を観ました。

 

 

(予告編は英語ですが、本編は日本語字幕で視聴可能)

 

 

 

アメリカで

ホモセクシュアリティやレズビアン

トランスジェンダーを矯正しようとする

『転向療法(コンバージョンセラピー)』

を推進しようとする宗教団体や

その活動家たちに迫った番組です。

 

 

 

『転向療法』とは

心理的や精神的な介入をとおして

 

 

性指向

(恋愛/性的関心がどの性別に向いてるか?)や

性自認

(自分の性をどのように認識しているか?)を

 

 

ヘテロセクシュアルやシスジェンダー

(性自認と生物学的な性別が合致)に

変えていくことを目的に実施されるもの。

 

 

 

“療法”(therapy)という文字があるので

医学的/心理学的な「治療」と

思われるかもしれませんが

そのほとんどは科学的根拠のないもので

 

 

カウンセリングだけではなく

拷問(虐待)、悪魔祓い、

ショック療法などのさまざまな方法で

自身の性指向や性自認を嫌悪するよう

無理矢理仕向けていく…という

非人道的な手段がとられています。

 

 

 

 

 

ですから

この転向療法そのものがトラウマとなり

うつや不安障害になってしまう人が後を絶たず

自殺してしまう人も少なくありません。

 

 

 

しかも、この転向療法は

“治療”と称しているにもかかわらず

治療に携わっている人は「無免許」だという…。

怖いですよね。

 

 

 

異性愛や性自認の不一致が問題ではなく

私たちの社会に深く根づいている

LGBTQの人々に対する

「スティグマ」こそが問題であり

 

 

転向する必要があるのは

「どんな人にも
 自分らしく生きる権利がある」

ということに不寛容な社会の方です。

 

 

 

私ができることに限りはありますが

セラピスト/カウンセラーとして

出会ったLGBTQの方たちを

心理的にサポートしていくことで

多様性に寛容な社会の実現に

貢献していけたら…と思います。

 

 

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