自己肯定感を高めて人生を前向きに!
最先端の心理療法であなたをサポート

トラウマを癒すために寄り添うということ

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【vol.1375】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先日、Twitterで相互フォローしている方が

こんなツイートをしてるのを目にしました。

 

 

 

 

 

これを目にした瞬間に私の脳内に蘇ったのは

遠い昔のスキー場での出来事の記憶でした。

 

 

 

父の仕事の関係で

札幌の奥座敷定山渓温泉に

引っ越してきた年の冬

 

 

スキーの練習のために

定山渓の近くにある札幌国際スキー場に

父とふたりで行きました。

 

 

 

というのも、札幌の小中学校では

冬の体育の授業で必ずスキーをするので

スキーが滑れないと致命的なんですよね〜。

 

 

 

ですから

小さいときから

スキーの練習をさせられるのは

札幌市民あるあるな話で

 

 

当時4歳の私が

父と一緒にスキー場にいったのも

スキーの練習のためでした。

 

 

 

スキーのことは

何もわからなかった私に

基本的なことをちょっと教えただけで

私をリフトに乗せて山頂に向かった父。

 

 

 

はじめてのスキーで

いきなり山頂に連れられていった私は

戸惑うばかりでしたが

 

 

「さっき滑り方を教えたから
あとは自分で降りてきなさい」

 

 

という言葉を残して

父は颯爽とゲレンデを滑り降りて行ってしまい

父の姿はあっという間に消えてしまいました。

 

 

 

 

 

山頂にひとり残された私は

呆然と立ち尽くすのみ。

 

 

 

滑り方を教えてもらったとはいっても

果てしなく広がるゲレンデの

どこをどんなふうに滑っていいのか?

もわからず途方に暮れて

 

 

「パパ〜!パパ〜!」と叫ぶも

4歳の小さな私の声が

遠くまで滑り降りて行ってしまった

父の耳に届くわけもなく

 

 

恐怖感孤独感に圧倒されてしまって

泣き出してしまったのを覚えてます。

 

 

 

 

 

滑り方がよくわからなかったので

必然的に直滑降になってしまって

猛スピードの怖さから

泣きながら滑っていましたし

 

 

止まり方がわからないので

ド派手に転んでは泣いての繰り返しで

 

 

ようやくの思いで

父がいたところにたどり着いたのを

今でもハッキリと覚えています。

 

 

 

幼少期のトラウマ体験のひとつです。

 

 

 

「一度怖い思いをしたら

度胸がついて次からはもっと

滑れるようになる」

 

 

というのが

スキーに対する父の持論で

 

 

確かに父が言ったとおり

それ以降はそれほど恐怖感を抱くことなく

スキーを滑れるようになりましたが

 

 

「ほらね、パパの言ったとおりでしょ?」と

自分の功績(

娘がスキーをすべれるようになる)を

誇らしげには思っていても

 

 

父が私が体験していた恐怖心や孤独感を

フォローことは一切ありませんでした。

 

 

 

今、50歳を前にして

当時のことを振り返ってみると

 

 

「わずか4歳の小さな子どもに対して

 そんな風に精神的に追い詰めるだなんて

 なんて荒療治なんだ!」

 

 

と父に対する怒りが

フツフツと湧いてきたと同時に

 

 

「何かを得るためには

 どんな辛い荒療治でも

 誰の力も借りずに

 ひとりで乗り越えるという

 体験をすべきだ」

 

 

という見えないメッセージを

わずか4歳から無意識のうちに

植えつけられてきたのかと思うと

ちょっぴり切なく感じた次第です。

 

 

 

でも、恐らく父自身も

そうやって育てられてきて

それが最善の方法なんだということを

信じて疑っていなかったんだと思います。

 

 

 

そうやって世代を超えて

トラウマ(心の傷)というものは

引き継いでいかれるものなんですよね。

 

 

 

山頂にひとりポツーンと残された

4歳の私をイメージしたとき

 

 

 

 

「よしよし。

 はじめてのスキーだから

 もちろん怖いよね」

 

「心配はいらないよ。

 見守っていてあげるから

 一緒にゆっくりと滑っていこうね」

 

 

と言ってあげたい。そう思いました。

 

 

 

 

そばにいるよ。

見守っているよ。

 

転んだときには

立ち上がるのを助けるよ。

 

ゆっくりあなたのペースで

滑っていってイイからね。

 

心配はいらないよ。

 

 

 

そうやって寄り添うことで

トラウマ(心の傷)は

癒されていくものです。

 

 

 

自分のトラウマ(心の傷)や感情に

寄り添うということはどういうことなのか?

 

 

そして、寄り添うことができたとき

どんな新しい体験ができるのか?

…ということを

 

 

セラピスト/カウンセラーと

探っていくことを通して

トラウマ(心の傷)をケアしていきませんか?

 

 

 

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

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