【vol.1364】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
ついに、明日、実家に住む
両親と妹夫婦が引っ越しをして
月曜日から
実家の取り壊しがはじまる
ということなので
見納めのために
午後は実家に行ってきました。
家族の中では
私がここで過ごした時間が1番短いので
それほど愛着があったわけでもなかったのですが
実際になくなってしまうのかと思うと
急に寂しくなってきました。
昨日のブログの中では
高校留学前に友だちからもらった手紙を
紹介させてもらいましたが
高校留学中にもらった大量の手紙も
出てきたんですよね〜。
500通まではいきませんでしたが
400通くらいは間違いなくあった
…と思います。
返事は必ず出していたので
恐らく同じくらいの量の手紙は
書いていたかと…😅
今になって当時を振り返ってみると
「これだけの数の手紙をよく書いたよね〜」
と感心してしまいます。
高校時代の私の留学先は
めちゃくちゃ田舎の「村」でした。
札幌というそれなりの大きな街で
しかも、街の中心地に近いところで
育ってきた私は
留学先に到着して
その村の小ささに唖然としました。
というのも
村の中心部は
スーパー1軒、郵便局、銀行(1店舗)、
ドラッグストア1軒、レンタルビデオ屋1軒、
ピザ屋1軒、レストラン2軒、ベーカリー1軒
ガソリンスタンド1軒、小学校1校、
セカンダリースクール1校(中高一緒)
以上!
というくらい小さくて
何もなかったから‼️
そして、到着後1週間ほどは
「ここで1年なんかも暮らせない…」
と文字どおり泣いて暮らしてました。
そんなところに住んでいるので
ほとんどの家には何チャンネルもある
ケーブルテレビが引かれていたのですが
私のホームステイ先には
ケーブルテレビがなく
観れるチャンネルは
国営放送の1チャンネルのみ‼️
「何もない、こんな退屈な村で
どうやって1年という長い間
過ごせばイイのよ⁉️」
と当時は途方に暮れていましたが
今となって感じるのは
この何もない退屈な環境だったから
得られたものが大きかったのでは?
そして
それが今の仕事に繋がっているのでは?
と大量の手紙をみて思った次第です。
何もすることのない
退屈な環境だったからこそ
送られてきた手紙に返事を書く時間が
た〜っぷりあったんですよね。
「手紙を書く」という一連の作業は
どんなことが起きたか?という
事実を伝えるのみならず
自分の心の内側に入り込んで
自分がどう感じたか?
どう思ったのか?…などの
自分の気持ちや感情、感覚や考えなどを
他ならぬ「自分自身の言葉」で
表現していく作業でもあります。
言葉を綴るというアウトプットの前に
自分の内側にある心と向き合って
自身と対話することが必要不可欠で
それを
何百通もの「手紙を書く」という
プロセスを通してやっていたんだ
ということに
今更ながらに気づかされました。
今、読んでいる本に
こんなことが書かれていて
セラピスト/カウンセラーとしての
観点からも
「本当にそのとおりだなぁ」
と共感を覚えます。
人は内側に飛び込んでいかなければ、
あるべき本来の自分にはなれない
手紙であれ
セラピー/カウンセリングであれ
自分の内側に飛び込んでいき
自分が何を感じ、何を思い、
何を考えているのかに触れていくことは
「あるべき本来の自分」
に近づいていくために必要なこと。
でも
私たちが生きる今の世界は
30年前の私の留学先の田舎での
生活のように退屈なものではなくて
いつでもどこでも
外から大量の刺激や情報を
いとも簡単に得られる世界に
なってしまいました。
そして
私たちの多くは外からの刺激や
情報を頼りすぎてしまって
自分の内側に飛び込むことを
忘れてしまい
「あるべき本来の自分」を
見失ってしまっているのです。
セラピー/カウンセリングとは
セラピスト/カウンセラーと共に
自分の内側の奥深くに
飛び込んでいく時間です。
自分の内側の奥深くに飛び込んで
そこに広がっている
感情や直感、想像力や勇気に触れ
「あるべき本来の自分」を
私と一緒に取り戻していきませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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