セッションをリピートしないと無意味な理由

【vol.1007】

 

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

去年の11月から

今年の3月まで

 

 

 

ビジネス系の

セミナーに

参加するために

 

 

 

広島に行っていた

時期があります。

 

 

 

そのセミナーに

受講生ではなく

コンサルタントとして

参加していた

 

 

 

“にゅーさん”こと

山根知典さんは

 

 

 

 

 

毎日更新ブログの

先輩でも

あるんですよね。

 

 

 

そんなにゅーさんの

昨日のブログは

こんなタイトル

だったのですが

 

 

内容を読んで

めちゃくちゃ

共感してしまいました‼️

 

 

 

詳細については

にゅーさんの記事を

是非とも読んで

いただきたいのですが

 

 

 

個人的に

うーん🧐と

唸ってしまうほど

共感できたのは

 

 

端的にまとめられた

このひと言に尽きます。

🔽🔽🔽

 

 

 

 

これは

ペン字を

習いはじめたばかりの

にゅーさんが

 

 

 

「なぞって

“身体で覚える”

ことが大切だ‼️」

 

 

 

…とペン字の先生に

しきり言われたことで

到達した境地ですが、

 

 

 

反復して

身体に落とし込んで

いくことって

 

 

 

実は

心のあり方を

変容させていく上でも

 

 

 

必要不可欠な

プロセス

だったりします。

 

 

 

例えば…

なのですが

 

 

 

物事を

ネガティブに

捉えてしまう

傾向にある人は

 

 

 

決して

生まれつき

ネガティブな

性格なワケでは

ありません。

 

 

 

 

 

成長する過程で

否定されたり

拒絶されたり

 

 

 

受け入れられ

なかったりした体験が

反復されたことによって

 

 

 

そのときに生じた

 

 

 

「悲しみ」「怒り」

「恐れ」「不安」

「失望」、「恥」、

「罪悪感」

 

 

 

…といった

いわゆる

ネガティブな感情を

身体が覚えて

しまっているが故に

 

 

 

ちょっとした

刺激にも

半自動的に反応して

しまうんですよね。

 

 

 

 

 

10数年前までは

 

 

 

子どもの頃に

一旦形成された

脳の神経回路は

 

 

 

大人になる頃には

固定化されてしまって

変化することはない

 

 

…と考えられて

いましたが

 

 

 

近年の

脳科学リサーチの

発展によって

 

 

 

脳には

一生涯を通して

変化し続けることが

可能な柔軟性がある

 

 

 

ということが

明らかになっています。

 

 

 

これは

神経可塑性

（Neuroplacitity）

と呼ばれています。

 

 

 

 

新しい体験をして

別の感情を感じたとき

 

 

 

新しい神経回路が

開拓されます。

 

 

 

 

その体験が

繰り返される…

つまり

反復されると

 

 

 

脳は

その神経回路を

頻繁に使うようになって

 

 

 

新しい感情や

捉え方、行動様式が

身体に刻み込まれて

いきます。

 

 

 

その一方で

古い神経回路は

使われることが

少なくなっていくので

 

 

 

だんだん

弱まっていく

…とワケなんですよね。

 

 

 

つまり

 

 

 

否定されたり

拒絶されたり

することなく

受け入れてもらえる

 

 

 

…という体験が

反復されると、

 

 

 

それに伴って生じる

ポジティブな感情が

身体に刻み込まれて

 

 

 

ネガティブな捉え方が

徐々に消失していく

…ということなんです。

 

 

 

 

 

新しい

神経回路をつくる…

という変容が

起きるためには

 

 

 

体験すること

反復すること

そして

身体で覚える

 

 

 

…という

この3つの条件が

揃わなければ

なりません。

 

 

 

セラピーや

カウンセリングの

セッションも

 

 

 

ペン字のレッスンも

 

 

 

1回受けたくらいでは

変化／上達しないのは

そういうこと‼️

 

 

 

セラピーや

カウンセリング

という場は

 

 

 

否定されたり

拒絶されたり

することなく

 

 

 

ありのままの自分を

受け入れてもらえる

安心感がある中で

 

 

 

ポジティブな感情を

繰り返し

体験することによって

 

 

 

新しい神経回路を

構築していく機会を

提供する時間です。

 

 

 

 

急がば回れ。

 

 

 

一見すると遠回りに見える

反復（繰り返し）こそ

変化や変容への

一番の近道です。