【vol.1246】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
ここ数日、
札幌では真冬日
(最高気温が+にならない)
が続いています。
(ちなみに現在−7℃!)
昨晩から
今日にかけては
20cm以上の
雪が積もって
明日の朝に
かけては
さらに40cmの
雪が積もる可能性も…。
こんな冬の日には
家でヌクヌクと
過ごすのが一番‼️
…ということで
今日は
一歩も外に
出ることなく
自宅で
読書の日曜日
でした。
いつもは
心理療法に関する
専門書を読むことが
多いのですが
最近、
専門書から離れて
自分の
好奇心のままに
セレクトした本を
読んでいます。
そんな私が
この週末に
セレクトした本は
コチラ‼️
⬇︎⬇︎⬇︎
ちょっぴり
過激なタイトルに
「おっ⁉️」
と興味を
惹かれますよね?
月1で一緒に
勉強会をしている
京都在住の
同業の女性が
オススメしてくれた
一冊で
私も
その過激な
タイトルに
目を奪われた
ひとりです。
タイトルは
一見すると
過激なのですが
内容は
極めて
真面目です。
資本主義は
こういった
女性の無償労働
⬇︎⬇︎⬇︎
家父長制が描くファンタジー世界では、女性は生まれつき思いやりに満ちているため、子どもだけでなく病人や弱者、高齢者の世話をするのにふさわしいとされます。そしてせっかく家にいるのだから、買い物や料理や掃除、さらに家族のための感情労働もすべて女性にまかせておこうという話になります。
を肥やしに
成長して
きましたが
食べていくので
精一杯の
不安定な世の中で
疲労やストレス、
自分の将来に不安を
抱えていたら
誰かと
親密な関係を
深めていけるほどの
感情的な余裕はない
つまり
セックスなんて
楽しめるはずもない
…ということを
歴史や経済、
社会学などの
多角的な観点から
議論しています。
そして
この本を
読みながら
大学院入試の
面接で
「女性の
心理的支援を
していきたい」
…と
答えていたことを
思い出しました。
働くにせよ
家事や育児を
するにせよ
多大なる時間や
自身の感情を
犠牲にしている
女性のあり方や
生き方に
「本当にこれで
イイのだろうか?」
…と
当時から
強い違和感を
抱いていたのは
事実で
今も尚
オフィスで出会う
女性たちの多くが
経済的な
自立を阻まれ
たとえ家庭に
不満があっても
子どもを養うために
離婚ができなかったり
精神的・肉体的な
病力を受けていても
生き延びるためには
そこに留まるしか
選択肢がない
…ということを
目の当たりにして
無力になることも
少なくありません。
そういった
女性たち
ひとりひとりの
エンパワーメントを
サポートして
いくことは
もちろん
大切なこと
なのですが
社会のシステム
そのものを変えて
いかないことには
根本的な問題は
いつまでたっても
解決できないんですよね。
政治に
関心をもって
社会を
変えていくために
私たち国民
ひとりひとりが
それぞれの立場で
とれるアクションを
とっていくことは
これからの
日本社会の可能性を
考えていくためにも
必要不可欠なことだ‼️
…と改めて
考えさせられた
次第です。
同業者の友人が
先日、こんなことを
言っていました。
「Personal is political.
個人と社会、政治を
切らされてきたことが
抑圧の歴史。
心理学は抑圧する側の
根拠としても
使われてきました。
心理職こそ
声を上げなければ〜」
本当に
その通りだと
思います。
声なき者
(クライエント)の
声を拾い上げて
代わりに
声を上げて
いくこと、
大事に
していきたいと
思います。
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