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「ちゃんと」「きちんと」という呪詛と心の境界線

親子

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【vol.1168】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

セッションを

しているとき

 

 

クライエントの口から

よく出てくるのが

 

 

「ちゃんと」

「きちんと」

 

 

という言葉。

 

 

 

 

 

これらの

言葉を

聞くたびに

 

 

昔、母から

言われていたことを

思い出して

 

 

ちょっぴり

ビターな気持ちに

なります。

 

 

 

父が

本家の長男で

(しかも唯一の男子)

 

 

後継をして

男児を当然の如く

期待されていた

ワケですが

 

 

残念ながら

うちは

2人姉妹でして…。

 

 

 

そんな

背景もあって

 

 

せめて

私たち姉妹を

 

 

どこに出しても

恥ずかしくないように

 

 

母は育てようと

必死だったの

でしょうが

 

 

ことある毎に

母から

 

 

「お姉ちゃんが

 『ちゃんと』

 していないと

 

 ママが言われる

 (叱られる)

 んだからね!」

 

 

 

 

と言われるのは

子どもながらに

苦痛でした。

 

 

 

「ちゃんと」

「きちんと」

 

 

…という

言葉に

 

 

具体的な

基準はなく

 

 

しかも

そのコンセプトは

非常に

主観的で曖昧

です。

 

 

 

自分では

「ちゃんと」

「きちんと」

していると

思っているけど

 

 

「それじゃ

 ダメだ!」

 

 

 

 

…と

否定される

のですから

 

 

「じゃぁ

 どうすれば

 イイのか?」

 

 

…と

途方に

暮れますし、

 

 

「自分は

 ちゃんと

 (きちんと)

 できない

 ダメな人間だ」

 

 

という烙印を

押されているようで

 

 

自己価値感も

ダダ下がりに

なるワケです。

 

 

 

 

しかも

 

 

なにを

どこまでやったら

 

 

「ちゃんと」

「きちんと」

してるか?

 

 

…ということを

誰にも明確に

示されたことが

ないので

 

 

どこまで

頑張れば

十分なのかが

 

 

全く

わからない‼️

 

 

 

なので

 

 

どこまでやれば

十分なのか?

 

 

…という

折り合いを

 

 

自分自身の中で

つけることが

できずに

 

 

完璧を目指して

崖っぷちまで

自分を追い込んで

 

 

もがいていた時期が

過去にはありました。

 

 

 

 

 

祖母の

3回忌の法要のとき

だったと思うのですが、

 

 

母が私に

こう言って

きました。

 

 

 

「お姉ちゃん(私)、

 千葉の叔母さん

 (父の妹)に

 

 ちゃんとお礼を

 言っておいてね!

 (梨を送ってきてくれた)

 

 ちゃんとして

 くれないと

 恥ずかしい

 思いをするのは

 ママなんだから!」

 

 

 

さすがに

そのときは

我慢ならなくて

 

 

母に

こう言い返し

ました。

 

 

 

「私が

 『ちゃんと』

 してなくて

 

 ママに

 恥ずかしい思いを

 させたことって

 あった?

 

 もし私が

 『ちゃんとしてない』

 ことで

 

 叔母さんに

 文句を言われたら

 

 叔母さんに

 私に直接に

 そう言うように

 伝えてくれない?

 

 もう40も過ぎて

 子どもじゃあるまいし

 

 自分の言動の責任は

 自分で取れるから

 

 

 

それ以来、

母は私に対して

 

 

「ちゃんと」

「きちんと」

しなさい!

 

 

…ということは

一切言わなく

なりました。

 

 

 

「ちゃんと/

 きちんと

 しなさい‼️」

 

 

…という呪詛で

 

 

他者を

コントロール/

支配しよう

とする動きは

 

 

実は

私のたちの

日常生活の

アチコチで

見かけられます。

 

 

 

特に

親子関係や

夫婦関係などの

家族関係において

よく見られます。

 

 

 

大切なのは

 

 

それは

誰の問題

なのか?

 

 

ということを

見極めて

 

 

その責任の

所在を

明らかにして

 

 

然るべき人に

その責任を

返していくこと。

 

 

 

そのためにも

自分と他者の間に

心の境界線を

 

 

しっかりと

引いていくことが

重要になってきます。

 

 

 

 

 

「ちゃんと」

「きちんと」

 

 

…という

呪詛からの脱却に

必要不可欠な

 

 

心の境界線を

私と一緒に設定して

いきませんか?

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください‼️

 

心が軽くなること

間違いなしです!

 

 

 

 

 

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