【vol.1164】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
ときどき
ホテルのラウンジや
カフェといった
オープンスペースで
「セラピー/
カウンセリング“的”なこと」
をやっている人たちに
遭遇することが
あります。
隣りの
テーブルなんかに
通されて
座っていると
個人情報が
ダダ漏れで、
その危なっかしさに
「それって大丈夫〜⁉️」
…と
なんら関係のない
私の方が
めまいを覚えることも…。
相談者
(クライエント)
側からすると
どこの誰ぞとも
わからない輩と
密室で
2人きりに
なることの方が
危険だし
リスクがある!
…と感じて
他の人の目がある
ラウンジやカフェを
あえて
選んでいるのかも
知れません。
その気持ちは
わからなくも
ないのですが
カフェやラウンジの
オープンな場所ではなく
閉ざされたドアの
向こう側にある個室で
セッションを
するのには
れっきとした
理由がある
んですよね。
心の奥底にある
感情にふれる
…ということは
自分自身の
とてもプライベートな
部分にふれる
ということでも
あります。
言い換えると
自分自身が
恥に思っている部分や
自分の
「脆さ」や
「弱さ」を
さらけ出すこと
でもあり、
それには
とてつもない
勇気が必要なので
自分を
さらけ出すことが
できるだけの
安全を
感じられるか
どうか?
…ということが
非常に重要な
ファクターに
なってくるワケです。
つまり
閉ざされた空間で
セッションを
実施するのは
「自分の
プライベートな
部分を出しても
ちゃんと
守られているから
大丈夫!」
とクライエントが
安全を
感じられる空間を
担保するため!
そういう
守られた空間が
存在して
はじめて
デリケートな
自分の感情や脆さ、
弱さなどに
ふれることが
できるのです。
ちょっと
たとえが
微妙なのですが…
トイレで
排泄するときの
イメージをしてみて
ほしいんです。
排泄
という行為は
極めて
プライベートな行為
であり
⬆︎の写真のような
オープンスペースで
他の人の目に
さらされて
安全に
排泄できますか?
恐らく
できない人が
ほとんどだと
思います。
むしろ
安全が
感じられないので
出るものも
出なくなって
しまって
モヤモヤが
残ったりするもの。
トイレという
閉ざされた空間は
狭い
…とはいえども
ドアを締めきると
守られた
自分だけの空間が
担保されるからこそ
安心して
排泄行為が
できますし
排泄物を
しっかりと
出しきることで
スッキリ!
という感覚を
手に入れることが
可能になるワケです。
セラピー/
カウンセリングも
これに似ています。
安全が
担保された
空間だからこそ
心の奥底にある
極めて
プライベートな
未処理の感情に
触れることが
可能になり
その感情を
しっかり
感じきることが
できてはじめて
スッキリとした
爽快感や
心の軽さ、
そして
穏やかさなどが
生まれてきます。
カフェや
ラウンジ
…といった
オープンスペースで
セラピー/
カウンセリングを
受けることを
全面的に
否定はしませんが、
オープンスペースでの
セラピーや
カウンセリングの
セッションには
こういった欠点や
デメリットがある
…ということを
念頭に入れて
セラピスト/
カウンセラーを
選ぶことを
オススメします!
ちなみに
私は
オープンスペースでの
セッションは
一切して
おりませんので
あしからず!
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