【vol.2453】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日、不妊治療中の
年下の友人と話していたときに
ふと
「もし私に子どもがいたら、
どんな人生を送っていたんだろうな?」
と思ったんですよね。
あんなに
子どもが苦手だと
思っていた私ですが
「今なら、子どもがいても
良かったかもしれない」
50歳を過ぎた今、
そんな風に思っている自分に
気づいたのです。
中学生の頃から
(私はハッキリと覚えてませんでしたが
亡き母が覚えていた)
私は
「結婚しないし、子どももいらない!」
と宣言していて
実際に、そうなっています。
昔から
ずっと仕事はしていたいと思っていました。
でも、出産、育児…となると
どうしてもキャリアを中断して
それがたとえ一時だとしても
第一線から離れなければならなくなる。
自分のキャリアに穴が空く。
それがとてつもなく怖く感じられたのです。

怖かったのは
それだけではありません。
仕事は、自分の努力次第で
結果は以下ようにもなりますが
子どもを育てるというプロセスは
計画どおりに行くことは
まずありませんよね。
論理が通じなければ、
努力次第で結果が出るという保証もない。
子どもが小さい頃は
自分の時間の大半を
子どものために割かなければならず
どこかで
「自分が自分でいられなくなる」
という恐怖感も抱いていたのです。
ですから
もし、自分のキャリアが
うまくいかなかったとき
その怒りや後悔の矛先を
子どもに向けてしまいそうだということまでも
容易に想像できたんです。

特に、昔の私は
とても短気でしたからね(苦笑)。
でも、一方で
そうすることは子どもに対して
フェアじゃない(誠実じゃない)とも
思っていました。
というのも
子どもは自分の意志で
この世に生まれてきたわけでは
ありませんから。
同時に、それは母から受け取った
メッセージへの抵抗でもありました。
公然と私の目の前で
「(私は)子どもは好きじゃない」
という母の言葉に
私は人知れず傷ついていたのです。
もちろん、母は
「自分の子どもは別」と言っていましたし
実際のところ、そうだったんでしょうけど
それでも、子どもながらに私は
子どもの私にそんなことを聞かせるだなんて
フェアじゃない…と思っていました。
そんな私が40代半ばに出会ったのが
私がセッションの主軸においている
AEDP®︎という心理療法だったんですよね。
それまでの私にとって、感情は
「自分を乱す、コントロールすべきもの」
だったのですが
AEDPを通して知ったのは
感情はコントロールするものではなく
むしろ自分を癒やし、導いてくれる
「羅針盤」であるということ。

感情を恐れて遠ざけるのではなく
しっかりと受け容れて
その動きを丁寧に追いかけていくことで
頑なだった心が自然とほどけていく。
そんな体験が
私を大きく変えてくれたのです。
自分の内側にある
怒りや寂しさ、恐れや悲しさなどを
否定することなく
じっくりと味わえるようになったとき
以前は思わず
距離を置きたくなっていた子どもたちが
「生命力の塊」に見えるようになったのです。

自分の感情を
ウェルカム(歓迎)できるように
なることで
真の意味で、子どもたちを含む
他人の感情も同じように
ウェルカム(歓迎)できるように
なったんですよね。
むしろ、忖度なしに
自分の感じていることを
自由に、そして、ありのままに表現できる
子どもたちが羨ましく思えるほどに。
そんな風に
感じることができるようになった今、
人生の選択肢は違ったかも知れない…
と思ったりするのです。
若かりし頃の自分が
今のような心のあり方を知っていたら、
仕事か育児の二択ではなく
自分の弱さやままならなさを抱えながらも
両方を楽しむという道もあったのかも知れない…と。
仕事か育児か
どちらか一方が「正解」なのではありません。
ただ、当時の私が感じていた
「キャリアがなくなる恐怖」や
「子どもを愛せないかもしれない不安」の正体は
能力や環境の問題ではなく、もっと深い、
私自身の感情との関係性の中にあったのだと
今ならわかります。

50歳を過ぎて
子どものいない人生を歩んでいる今の私を
私は後悔していません。
今の穏やかな暮らしも、キャリアも、
大切な私の宝物だから。
でも、かつての私と同じように
「どちらかを選べば、どちらかを失う」
というヒリヒリとした恐怖の中で
身動きが取れなくなっているとしたら……。
私は、今の私が知っている
「感情の知恵」を手渡したいと思うのです。

自分の心の声を
「コントロールすべき敵」としてではなく
「味方」として聴けるようになったとき
人生の選択肢は、もっと、
しなやかに広がっていくはずだから。
もし、あなたが今、
一人でその葛藤の波に
呑まれそうになっているのなら。
その重たい「鎧」を脱いで
本当のあなたの声を
一緒に聴いてみませんか?
どんな選択をしたとしても
あなた自身を誇れるものであるように。
私はここで
あなたをウェルカム(歓迎)して
お待ちしています。
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