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『疲れた』と言えなくなる理由─期待に応え続けた人が失っていくもの

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誰かを演じ続けていると
自分の感覚が
わからなくなることがあります。

 

 

 

【vol.2371】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

小泉セツと八雲夫妻がモデルの

NHKの朝ドラ『ばけばけ』の

今日のエピソード、

 

 

インターネット上では

いろんな感想が交差していますが

 

 

個人的には

セラピーに訪れるクライエントに

通じるところが多々あるな

…と思いながら観ていました。

 

 

 

 

 

 

同僚の錦織と教育について

夜遅くまで熱く議論するから

帰りが遅くなるので

晩御飯は要らない

 

 

…と言ってた

小泉八雲がモデルとなってる

レフカダ・ヘブン。

 

 

 

実は

錦織と熱い議論をしていたのではなく

舶来品店の裏で営まれている

西洋料理店でご飯を食べていた…という。

 

 

 

そんな隠し事が

ついに妻のおトキにバレてしまいます。

 

 

 

「疲れた」という一言に
込められていたもの

 

 

 

おトキに

どうして隠れてそんなことをしていたか?

と問い詰められてヘブンが言ったのは

「疲れた」という一言。

 

 

 

 

 

 

新聞に書かれたことで

多くの人が知ることとなったヘブンは

実際の彼とは、かけ離れていたのです。

 

 

 

わたし、新聞、出た。

ヘブン、小骨好き。

ヘブン、正座好き。

日本人みたい。

みんな、家、来る。

『あぁ、ヘブン先生、正座、上手』

『さすが!』『(松江の)宝です!』

私、宝(で)ない。

正座、痛い。

周囲がつくり上げた「ヘブン像」から
降りられなくなった理由

 

 

「日本人みたい」と

たくさんの人に持ち上げられれば

持ち上げられるほど

 

 

周りの人を

ガッカリさせるわけにはいかないと

周囲が勝手に創り上げた「ヘブン像」から

降りられなくなってしまったんですよね。

 

 

 

誰かを演じるということは

本来の自分のあり方から離れてしまって

 

 

「自分が何を感じているのか」
わからなくなってしまうだけでなく

 

 

自分の本来のあり方を隠すのにも

多大なエネルギーが奪われてしまう。

 

 

 

 

 

 

そんな日々が続くことで

ヘブンが疲れ果ててしまって

 

 

来日した一番の目的である

「日本滞在記」の執筆を

進められなくなってしまったのは

無理もありませんでした。

 

 

 

「ちゃんとしている人」が
気づかないうちに失っていくもの

 

 

 

セラピーでも

ヘブンと似たような状態に

陥っている人に

出会うことがあります。

 

 

 

✔️ ちゃんとしている人
✔️ 期待に応える人
✔️ 空気を読める人

 

 

 

そう振る舞ってきた結果
自分の本音や疲れに気づく余裕すら

なくなってしまう。

 

 

 

「疲れた」という言葉が出てきたとき

それは怠けや弱さではなく

 

 

むしろ
ずっと頑張り続けてきたサイン
であることがほとんどです。

 

 

 

演じることをやめることに

怖さが伴うのも無理はありません。

 

 

 

でも、演じ続けることの代償として
自分の感覚や言葉を

失ってしまうとしたら

どうでしょうか?

 

 

 

セラピーは
「期待に応える自分」を

一旦そっと脇に置いて

 

 

「本当はどう感じているのか?」を
今一度見つめ直していく

時間と場所です。

 

 

 

ヘブンが、おトキの前で

ようやく「疲れた」と言えたように

誰かを演じることをやめたとき

 

 

失うものよりも
取り戻せるものの方が
実はずっと多いのかもしれません。

 

 

 

「疲れた」と言えることは
弱さではなく、回復への入り口。

 

 

 

 

 

 

そんなことを
今朝の『ばけばけ』を観ながら
あらためて感じていました。

 

 

 

もし
「自分以外の誰かを演じるのに疲れた」

という感覚に心当たりがあるなら…

 

 

「本当はどう感じているのか?」を

私と一緒に見つめ直してみませんか?

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

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