【vol.1123】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
自己開示
(self-disclosure)
とは
自分の
考えていることや
感じていること
…といった
プライベートな情報を
相手に伝える行為
を指します。
私が
大学院生のときは
心理療法
(セラピー)の
「セッションは
クライエントのため
であって
セラピスト/
カウンセラーのための
時間ではない。
なので
セラピスト/
カウンセラーが
自己開示
(自分の話)を
すべきではない‼️」
…と口酸っぱく
教えられてきました。
それが
当時の業界の
スタンダード
だったこともあって
自分の
考えていることや
感じていることを
クライエントに
伝えることは
私の中ではNGだと
思っていたのですが
私が学んでいる
AEDP
(加速化体験力動療法)
では
クライエントに
セラピストから
積極的に
自己開示を
していくことを
推奨しています。
とは言えども
自分の情報を
分別することなく
クライエントに
提示することを
ヨシ‼️
…としている
ワケではなく
セッション中に
セラピスト/
カウンセラーが
その瞬間瞬間に
感じたことを
自己開示することが
クライエントの
感情を深めるのに
役立つときのみに
自己開示を
行うことを
推奨しています。
例えば…
なのですが
幼いときに
「怒る😠」
ということを
許されずして
大人になってきた
人にとっては
怒るべき
シチュエーションで
モヤモヤする
…といった違和感を
感じずにはいられず
それは
「自分が変/
おかしいから」
…と
結論づけてしまう
傾向があります。
つまり
自らの考えや
感じたことを
抑圧しがち
なんですよね‼️
そういったときに
私は
「あなたの話を
聞いていると
私の中で怒りが
込み上げてきます」
…と
その瞬間瞬間で
感じたことを
自己開示
していきます。
そうすることで
クライエントに
「そうか、
こういうときは
怒ってもイイんだ」
と自分の気持ちを
抑圧するのではなく
しっかりと
感じてもらえるように
促していくのです。
ときとして
私が
「◯◯さんの
お話を聞いていたら
〜な気持ちに
なってきました。
今の私の話をきいて
どう感じられますか?」
と伝えることで
「向さんが
今、言った
〜な気持ちって、
まさに私が
感じていたものです!」
と意識されていなかった
気持ちや感情に気づいて
そこから
新たな気づきが深まる
…ということも
あります。
なので
その瞬間瞬間で
セラピスト/
カウンセラーが
考えたことや
感じたことを
自己開示して
いくことには
立派な意味が
ありますし、
そこには
秘められたパワーも
存在しているんですね!
とは言え
冒頭で言ったとおり
セッションは
あくまでも
クライエントの
時間であることには
間違いないので
何でもかんでも
自己開示すれば
イイか?
…と言うと
そうでも
ありません。
その自己開示が
クライエントのために
なっているかどうかを
シッカリと
吟味しなければ
なりません‼️
なので
自己開示は
重要だとは言え
自分の話ばかりを
している
セラピスト/
カウンセラーには
くれぐれも
注意⚠️して
くださいね‼️
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