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「うまく言えない」から始まる自己理解|ドラマとセラピーに共通する深い言葉の旅

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「うまく言えない」気持ちは

自己理解の入口かもしれません。

 

 

NHKドラマ『舟を編む』が

そのことを静かに教えてくれました。

 

 

 

【vol.2176】

 

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

友人にオススメしてもらって

NHKドラマの『舟を編む』を

最近、観るようになりました。

 

 

 

 

 

 

言葉に想いを込めるということ

 

 

 

辞書をつくるという、地味で緻密な作業。

 

 

 

ドラマではその背景にある

“言葉の奥行き”や“言葉に宿る想い”が

とても丁寧に描かれています。

 

 

 

今日見終わった第3話では

みなさんもよくご存知の「水木しげる」を

どう語釈に落とし込むか?というシーンが

登場しました。

 

 

 

主人公の岸辺みどりと馬締(まじめ)光也が

その表現をめぐって真剣に話し合うシーンの中で

こんなやりとりがありました。

 

 

 

 

 

 

みどり: 「すいません、うまく言えてない」

 

馬締:  「うまくなくていいです」

 

みどり: 「はい。言葉にします」

 

馬締:  「はい」

 

 

 

「うまく言えない」は

自己理解の入り口

 

 

 

このやりとりに

セラピストの私はグッときたのです。

 

 

 

セッションでもよくあるのですが

クライエントが

「うまく言えなくてごめんなさい…」

と申し訳なさそうに話すことがあります。

 

 

 

でも、そもそも—

自分の気持ちや感情を

最初から上手に言葉にできる人なんて、

いません。

 

 

 

 

 

 

ぴったりの言葉は

探して育てるもの

 

 

むしろ

「言ってみたけど、なんか違う」

という違和感こそが

大切な手がかりになるんですよね。

 

 

 

その「違和感」に留まってみたり

セラピストの差し出す言葉をたよりに

自分自身の内面を探ってみたりしながら

 

 

少しずつ

しっくりくる表現に近づいていく。

 

 

 

そうしてようやく

 

 

「ああ、私が感じてたのって
これだったんだ!」

 

 

という発見や気づきに

たどり着くことができるのです。

 

 

 

だからこそ

うまく言えるかどうかなんて

実は全然大事じゃない。

 

 

 

ピッタリの言葉を

狙い撃ちするのではなく

 

 

自分の内側と行ったり来たりしながら

“これかもしれない”という言葉を探していく—

 

 

そのプロセス自体が

私たちの自己理解を深めてくれるのです。

 

 

 

だから

うまく言えるかどうかだなんて

二の次なんですよね!

 

 

 

その一歩を、ひとりで抱えずに

 

 

 

言葉にしようとするその姿勢そのものが

すでに大切なプロセスの一部です。

 

 

 

「うまく言えない」ことを心配せず

どうか、安心して話してみてください。

 

 

 

そのプロセスの中で

新たな自分に出会えるかもしれません。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

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