
「それ、違うんだけど…」と
心の中でつぶやいたこと、ありませんか?
セラピーの現場でも
そんな感覚をとても大切にしています。
【vol.2171】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日は愛猫リオの再受診の日でした。
捕まえるのに、朝からひと苦労。
向こうも嫌なことをされるのが
わかっているので
必死で抵抗するんですよね。
ややしばらくの格闘の末、
キャリーケースに入れることができ
無事に受診することができました。
(めちゃくちゃ怒ってる…)
投薬もなかなか困難を極めたものの
症状は改善して
正常値の10倍もの値が出ていた炎症反応も
今回は正常範囲内ということで
一旦、治療は終了
…ということになりました。
ホッとひと安心して
タクシーを呼んで
帰宅の途についたのですが
このタクシーの運転手さんが
ここ数年で最悪な運転手さん!
自宅住所を伝えてから
タイミングはお任せするので
○丁目と○丁目の間の一方通行を
北上してもらえますか?
と言ったら
と言い出す。
と応えたら
△条と△条の間に行った方が
イイんじゃない?
と全く関係のないことを言い出す。
運転手は
私よりも自分の方が道を知っていると
思っているのか
○○病院がある交差点のところで
右折してください
とお願いしたときに
「はい」と言ったにもかかわらず
その病院の近くにはいかない道を選んだり…と
私のお願いやリクエストは一切無視をして
「自分がイイ!」と思うルートを
運転したのです。
あまりにもイラッとして
思わず心の中で
「人の話、聞けや〜!」
と毒づいてしまいました。
(気持ちにはこんな感じでした↑)
確かに、その運転手さんの方が
道をよく知っているのかもしれませんが
少なくとも
自分が住んでいるエリアでは
私の方がよく把握しているはず。
本人はよかれと思って
言ってるのかもしれませんが
私が「こうして欲しい」ということを
聴きいれることなく
自分の意見を
一方的に押しつけてくるのは
乱暴にも感じましたし
尊重されていないように感じました。
タクシーという限られた空間の中とはいえ
「自分がどうしてほしいか」を無視されるというのは
想像以上にストレスなんだなぁ…と感じた出来事でした。
そんなことを考えながら、ふと、
セラピーの場で私が大切にしていることを
思い出しました。
私はいつも
「クライエントこそが
自分自身のエキスパートである」
と考えています。
どんなに経験を積んだセラピストであっても
「その人の心の中で起きていること」は
外から見ることができないんですよね。
だからこそ
「何が心地よくて、何がしっくりこないのか」
「本当はどうしたいのか」
そうした感覚を
丁寧にたどっていくことを
大切にしています。
セラピストは、あくまで伴走者。
その人の人生のハンドルは、
その人自身の手の中にあると
信じているからです。
自分の希望や思いを
しっかりと受けとめてもらえること。
それだけで、心は少し楽になるものです。
ちなみに、今日の私は
とにかく
私が最初にお願いした道を
走ってもらえますか?
と最後まで自分の希望を主張しました!
こういったアサーティブネスも
大事にしたいものです!
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