“よかれと思ったこと”が裏目に出るとき

【vol.2162】

 

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

今日は最高気温が

25℃だった札幌でしたが

 

 

昨日までは

最高気温が30℃まで上がるくらいで

 

 

暑さに弱い生粋の道産子の私には

かなり厳しい日が続いていました。

 

 

 

この暑さに

人間である私たちは

なんとか対策しようがありますが

愛猫たちは何ともできないわけでして…。

 

 

 

でも、飼い主としては

暑さの中で悶える愛猫のことが心配で

 

 

外出中はエアコンをONにして

出かけたのですが

 

 

どうやらそれが

裏目に出てしまったようです。

 

 

 

というのも、

ふだんエアコンの風に

慣れていない愛猫にとっては、

 

 

急激な環境の変化が

大きなストレスになったようなんですよね。

 

 

 

室温は下がっても、

体が「涼しい」と感じる準備が

できていなかったのか、

 

 

冷気にさらされて

愛猫はくしゃみの連続…。

 

 

 

「涼しくしてあげたい」

という思いはあっても

 

 

その「優しさ」が

時には裏目に出ることもあるんだと

反省とともに

いろいろ考えさせられました。

 

 

 

いきなり冷やすのではなく、

少しずつ空気を入れ替えたり、

風が直接当たらないようにしたり。

 

 

 

“優しさのかたち”って

見直す必要があるんだなと思いました。

 

 

 

「よかれと思ってやったこと」が、

相手にとっては負担になることもある。

人間関係でも、よくあることですよね。

 

 

 

セラピーでも、

こちらの意図とは違う形で

伝わってしまうことがあります。

 

 

 

でも、それも学び。

その場の反応を見ながら

少しずつ調整していけばいい。

 

 

 

リオの様子を見て、

やさしさは

「一回で正解を出す」ことはなく

 

 

“育てていくもの”なんだなと

あらためて思いました。

 

 

 

くしゃみが止まらなかったリオも、

今夜はずいぶん落ち着いてきて

ホッとひと安心。

 

 

 

この季節、

人も猫も、ちょっとした変化に揺れやすいからこそ、

ちゃんと見て、感じて、微調整していくことが、

ほんとうの“やさしさ”なのかもしれません。