
感情は抑えるもの?
そう思い込んで生きてきた人が多い日本こそ
AEDP®︎を実践していく価値があると思います。
【vol.2127】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
「感情に振り回されてはならない」
「人に迷惑をかけないようにしなくちゃ!」
「甘えるのはよくない」
そんな言葉を
知らず知らずのうちに抱えながら
がむしゃらに生きてきた方が
オフィスにたくさんいらっしゃいます。
でも
そんな生き方を長く続けていると
ふとした瞬間に
「心が空っぽのような気がする」
「何をしても満たされない」
といった感覚に襲われることがあります。
そんな経験、ありませんか?
私がセラピーの主軸においている
AEDP®︎という心理療法は
そんな“頑張り屋さんの心の奥”に
そっと寄り添いながら
その人が本来持っている力が
存分に発揮できるような状態へと導くのを
お手伝いをするアプローチです。
今日は
✔︎ なぜ私がAEDP®︎を実践しているのか、
✔︎ なぜこのアプローチが
「日本人にこそ必要だ!」と感じているのか
…について書いてみたいと思います。
日本では
「感情は抑えるもの」
「感情的になるのは未熟」
という価値感が
いまだに根強く残っていますよね。
特に、怒りや悲しみ、恥といった
ネガティブとカテゴライズされる感情は
“出してはいけないもの”として扱われがち。
でも、AEDP®︎では
どんな感情をもウェルカムして
感情が「問題」ではなく
「癒しへの入り口」として扱っていきます。
というのも
安全を感じられる
セラピストとの関係性の中で
どんな感情も
「感じてもイイんだ」という体験が
積み重ねられていったとき
感情は“悪いもの”ではなく
生きる力になる
という新しい枠組みが体感され
感情が肯定的に再定義されるから。
「こんなふうに感じてもイイんだ」
と自身の感情をありのまま受けとめることが
できるようになってはじめて
“癒し”は始まっていくものです。
感情は私たちが思っているように
決して「厄介なもの」ではありません。
むしろ
感情にちゃんと触れてみると
「考えても変わらなかったこと」が
少しずつ動き出すことがあります。
思考ではたどり着けなった何かに
感情がそっと道を開いてくれる。
感情は、私たちの心が
ほんとうに望んでいる方向へと導いてくれる
コンパスのようなものなのです。
今日のブログでは、
なぜ私がAEDP®︎というアプローチを
主軸にしたセラピーを実施しているのか
そしてなぜ
“日本人にこそ必要だ”と感じているのか――
その理由のひとつである
「感情を感じることの大切さ」
についてお伝えさせていただきました。
明日は
もうひとつの柱である
「人とのつながりが、癒しになること」
について綴ってみたいと思います。
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