
【vol.2106】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日、
今はもう絶版となってしまっている本が
ようやく私の手元に届きました。
⬇︎⬇︎⬇︎
『まずい面接
マスター・セラピストたちが語る
最悪のケース』
なかなかインパクトのある
タイトルですよね!
“マスター・セラピスト”と呼ばれる
著名で一流とされるセラピストたちによる
“失敗談”が集められたこの本。
彼らでさえも
失敗や間違いをするものなのだ
という事実は
私のような
市井のセラピストにとっては
救われる思いでもあります。
有名になればなるほど
自らの失敗や間違いを公にするのは
難しくなるもの。
それは
自身の社会的・職業的な立場を
脅かしかねない行為だからです。
そのリスクを引き受けたうえで
あえて自らの過ちをオープンに語る
という選択をしたその“勇気”こそが
彼らが
「マスター・セラピスト」と呼ばれる
所以なのかもしれません。
自分の不完全さとしっかり向き合ってはじめて、本物の自己成長へとつながるのである。実際、こうした過程を通してクライアントがよくなっていくのだ。私たちも自分のために使わない手はない。(p.22)
定義がどうあれ、失敗したり、よい成果が出せなかったりすることは、人間である証拠なのだ。こうした経験をどう建設的に消化していくかが、職業をきわめる鍵となるのである(Conyne, 1999)。(p.22)
これは、セラピストだけに限らず
誰にしも大切な視点だと思うんですよね。
生きていれば
誰だって“うまくいかないこと”があり
その経験を「なかったこと」にせず
丁寧に振り返り、意味づけていくことこそが
私たちを前に進ませてくれたり
成長させてくれたりするものだから。
誰にも言えずに人知れず抱えている
“まずい”と感じた体験があるかもしれません。
でも
それをなかったことにするのではなく
一緒に振り返ることで
そこに意味や希望を見出していきませんか?
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