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PTSDの多様性:単回性と複雑性の違いと回復への道のり

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【vol.2030】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

実は

昨日から東京に来ています。

 

 

 

宿泊先のホテルからは

今、何かと話題のフジテレビの社屋を

チラッと見ることができました。

 

 

(赤い◯で囲まれているところがフジテレビの社屋です)

 

 

 

そのフジテレビを退社した

元アナウンサーで

 

 

先日、フォトエッセイ

『透明を満たす』を出版したばかりの

渡邊渚さん、

 

 

去年の10月にインスタで

PTSDの専門治療にひと段落ついた

…という投稿をしたときに

 

 

こんなことについても

言及していたことを知りました。

 

 

※複雑性ptsdではありません。両親から虐待されたなどの事実もありません。安易な憶測によって家族への誹謗中傷が起きないよう、あえて記します

(全文については⬇︎の投稿をご覧ください)

 

 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

渡邊 渚(@watanabenagisa_)がシェアした投稿

 

 

 

PTSDということを考えるとき

 

 

それが「単回性」のものなのか?

それとも「複雑性」のものなのか?

 

 

ということを

しっかりと検討する必要があります。

 

 

 

単回性PTSDとは

 

 

戦争や自然災害、

交通事故や暴力的な事件など

 

 

突発的に起きた出来事によって

受けた心の傷のこと。

 

 

 

 

 

その一方で

複雑性PTSDとは

 

 

幼少期に受けた虐待や

長期間にわたる家庭内暴力(DV)、

いじめなど

 

 

継続的な

身体的・心理的なダメージを

受けることによって負った

心の傷のこと。

 

 

 

トラウマの記憶が突然蘇る

フラッシュバック

 

 

過剰な警戒心や不眠といった

過覚醒

 

 

トラウマを思いださせるような

状況や人を回避する

回避症状

 

 

抑うつ気分や無気力といった

気分の落ち込み

 

 

…といった症状が

単回性PTSDの主な症状ですが

 

 

複雑性PTSDは

上記の症状に加えて

 

 

感情調整の困難自己概念の変化

対人関係の困難解離症状

 

 

といった症状も加わって

症状がより広範囲にわたります。

 

 

 

一般的に

単回性PSTDの治療には

 

 

今回、渡邊さんが選んだ

PE(持続エクスポージャー療法)という

アプローチに加えて

 

 

EMDRや認知処理療法、

Somatic Experiencing®︎(SE™️)

といったアプローチが

選択されることが多いですが

 

 

複雑性PTSDは

感情調整力をつけたり

自己肯定感を育んだり

対人関係を修復したりすることに

フォーカスを当てていくことが多く

 

 

私がトレーニングを受けている

AEDP™️セラピーや

EFT(感情焦点化療法)、

 

 

スキーマ療法や

IFS(内的家族システム)といった

アプローチが選択されることが多い。

 

 

 

単回性と複雑性では

治療に対するアプローチの

選択そのものが異なってきます。

 

 

 

PTSDといえども

「単回性」と「複雑性」では

こんなにも異なっているんですよね!

 

 

 

ですから

PTSDの治療を検討するときは

 

 

単回性なのか複雑性なのか?を

知らずにいると

 

 

セラピスト/カウンセラー選びにも

影響が出てしまうこともあるのです。

 

 

 

PTSDにはいろいろな種類があり
それぞれの背景や症状に応じた

治療が必要です。

 

 

 

より多くの人に

知ってもらいたいと思いまして

今日は情報提供をさせてもらいました。

 

 

 

参考になれば幸いです!

 

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