【vol.1932】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
十勝に滞在中
鹿追町にある神田日勝記念美術館を
初めて訪れました。
2019年に放映された
NHK連続ドラマ『なつぞら』に登場した
なつの幼なじみで初恋の相手である
山田天陽というモデルとなった人物が
この神田日勝なんですよね〜。
なぁんて偉そうに言ってますが
神田日勝のことは
『なつぞら』で注目されるまでは
全く知りませんでした…(苦笑)。
東京生まれの神田日勝が
激化する戦火を逃れるために
「拓北農兵隊」として
鹿追町に家族と共に疎開したのは
昭和20年
神田日勝がわずか7歳のときのこと。
彼は
15歳で開拓農家の父の跡を継いで
農業に従事しながら
東京藝術大学に進学した兄の影響を受けて
独学で絵の世界を勉強するようになり
数々の素晴らしい作品を世に出したものの
わずか32歳の若さで
病没してしまったという農民画家です。
🍃#神田日勝 × #半谷学 #いのちのつながり 展、好評開催中です!
ただいま展示室は出品作品が揃った状態でご覧いただけます! ぜひご来館ください※10/2から予定されていた野外展示作品は、設営上の都合により展示されないこととなりました。ご了承ください。#鹿追 #十勝 #美術館 #展覧会 #アート pic.twitter.com/89U7meS589
— 神田日勝記念美術館 (@kandanissho) October 2, 2024
神田日勝についての知識は
ほぼゼロの状態で美術館に行った私は
ひと通り展示を見てから
ロビーにある
10分ほどの長さの
神田日勝の紹介動画を観たのですが
その紹介動画の中の
彼のこんな言葉に胸を打たれて
思わず感動してしまいました。
結局、どう云う作品が生れるかは、
どう云う生きかたをするかにかかつている。
どう生きるか、の指針を描くことを通して
模索したい。
というのも
私たちセラピストにも
同様のことが言えると思ったから。
つまり
どう云うセラピーができるかは、
どう云う生きかたをするかにかかつている。
ということ。
セラピー/カウンセリングの
理論やスキル、テクニックも
もちろん大事ですが
それ以前に
セラピスト自身が
どう云う生きかたをするのか?
どう云う在りかたをするのか?
…がセラピーの方向性や結果(効果)を
大きく左右する重要なファクターである
ということは
昔から言われていることなんですよね。
だからこそ
自身の生き方やあり方を日々模索して
必要に応じて
自身をアップデートできるように
自分と真摯に向き合っていたい。
そんな風に
日頃から思っていることが
ちゃんと肯定されたような感じがしました。
知識やテクニック、スキルよりも
人間性を高めていくことによって
芸術家が人を感動させたり
共感を引きだしたりできる
作品を創造できるように
セラピスト/カウンセラーが
人間性を高めていくことによってはじめて
クライエントの感情に
何かしらのインパクトを与え
クライエントにとって意味のある
変化や変容を創造できるようになる。
そのためにも
ということを常に自身に問うことを
忘れずにいたいと思った次第です。
展示している作品の数も
それほど多くはなく
こじんまりとしていますが
ゆっくりと作品を観ることができますし
生命感やパワーを感じられる
神田日勝の作品に出会える
素晴らしい美術館だと思うので
十勝地方に行かれる際には
是非立ち寄ってみられることを
オススメします!
住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
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営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
定休日 | 日・祝日・月 |