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【vol.1932】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

十勝に滞在中

鹿追町にある神田日勝記念美術館

初めて訪れました。

 

 

 

 

 

2019年に放映された

NHK連続ドラマ『なつぞら』に登場した

なつの幼なじみで初恋の相手である

 

 

山田天陽というモデルとなった人物が

この神田日勝なんですよね〜。

 

 

 

なぁんて偉そうに言ってますが

神田日勝のことは

『なつぞら』で注目されるまでは

全く知りませんでした…(苦笑)。

 

 

 

東京生まれの神田日勝が

激化する戦火を逃れるために

 

 

「拓北農兵隊」として

鹿追町に家族と共に疎開したのは

 

 

昭和20年

神田日勝がわずか7歳のときのこと。

 

 

 

彼は

15歳で開拓農家の父の跡を継いで

農業に従事しながら

 

 

東京藝術大学に進学した兄の影響を受けて

独学で絵の世界を勉強するようになり

数々の素晴らしい作品を世に出したものの

 

 

わずか32歳の若さで

病没してしまったという農民画家です。

 

 

 

 

 

神田日勝についての知識は

ほぼゼロの状態で美術館に行った私は

ひと通り展示を見てから

 

 

ロビーにある

10分ほどの長さの

神田日勝の紹介動画を観たのですが

 

 

その紹介動画の中の

彼のこんな言葉に胸を打たれて

思わず感動してしまいました。

 

 

 

 

結局、どう云う作品が生れるかは、
どう云う生きかたをするかにかかつている。
どう生きるか、の指針を描くことを通して
模索したい。

 

 

 

 

 

というのも

私たちセラピストにも

同様のことが言えると思ったから。

 

 

 

つまり

 

 

 

どう云うセラピーができるかは、

どう云う生きかたをするかにかかつている。

 

 

ということ。

 

 

 

セラピー/カウンセリングの

理論やスキル、テクニックも

もちろん大事ですが

 

 

それ以前に

セラピスト自身が

どう云う生きかたをするのか?

どう云う在りかたをするのか?

 

 

…がセラピーの方向性や結果(効果)を

大きく左右する重要なファクターである

ということは

昔から言われていることなんですよね。

 

 

 

だからこそ

自身の生き方やあり方を日々模索して

 

 

必要に応じて

自身をアップデートできるように

自分と真摯に向き合っていたい。

 

 

 

そんな風に

日頃から思っていることが

ちゃんと肯定されたような感じがしました。

 

 

 

 

 

知識やテクニック、スキルよりも

人間性を高めていくことによって

 

 

芸術家が人を感動させたり

共感を引きだしたりできる

作品を創造できるように

 

 

セラピスト/カウンセラーが

人間性を高めていくことによってはじめて

 

 

クライエントの感情に

何かしらのインパクトを与え

 

 

クライエントにとって意味のある

変化や変容を創造できるようになる。

 

 

 

そのためにも

 

 

どう云う生きかたをしたいのか?

 

 

ということを常に自身に問うことを

忘れずにいたいと思った次第です。

 

 

 

展示している作品の数も

それほど多くはなく

こじんまりとしていますが

 

 

ゆっくりと作品を観ることができますし

生命感やパワーを感じられる

神田日勝の作品に出会える

素晴らしい美術館だと思うので

 

 

十勝地方に行かれる際には

是非立ち寄ってみられることを

オススメします!

 

 

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