【vol.1889】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日は昨日のブログ記事の続きを…。
北海道きっての進学校に入学したら
出鼻を思いっきり挫かれてしまった
若き日の私が
留学したら特別な何かになれるかも?
ということを期待して
カナダ🇨🇦に留学をしてみたものの
特別な何かになれるどころか
何者でもない自分に
否応がなしに直面させられて
更なる奈落の底に突き落とされた…
というのが
昨日の記事のザッとした要約です。
(詳細はコチラ⬆︎から)
日本では留学生が来ると
まあまあチヤホヤされますよね?
若き日の私も
留学をしたら
そんな風にチヤホヤされて
自分が「特別である」ことを
確認したいという期待が
心のどこかにあったように思います。
でも、実際に留学してみたら
そんな私の当ては
見事にハズレました。
留学先の同級生たちにとって
幼稚園児レベルの
英語力しかなかった私は
チヤホヤする相手ではなく
彼らの足手まといになる
面倒な人間でしかないことに気づくまで
そう時間はかかりませんでした。
ほんのわずかに期待を抱いて
留学をしたものの
留学先でも
特別な何かになることもできず
むしろ
自分は何もできない(能力がない)
何者でもなかったことを
改めて思い知らされたという…。
世の中、そんなに甘くない
ということを身をもって体験して
思い描いていた留学とは180°異なる
留学生活のスタートだったのですが
絶望の淵から
這い上がることができなかった美佐江と
私との違いは何だったのか?
ということを考えてみると
たとえ
英語ができなかったとしても
その英語ができないそのままの私を
丸っと受けとめてくれた
ホームステイ先の家族が
いつも私のそばにいてくれたことが
大きかった
…という結論に至りました。
夢にまでみた留学だったのに
そんな留学生活がスタートした当初は
学校に行くのが苦痛でしかなかった。
でも、
(英語が)できない私にも
ちゃんと居場所/帰る場所がある
と感じられたからこそ
辛い状況も乗り越えることができた。
実際、家に帰って、夕食を囲みながら
「今日の学校はどうだった?」と
実の両親にさえ
訊かれたことがなかったことを訊かれて
自分のことを
ちゃんと見てくれている人はいると
安堵感を感じられたし
私の下手っぴな英語にも
しっかりと耳を傾けてもらえることで
「こんな平凡な自分でもOKなんだ」
と心底から思えた。
そういった感覚があったからこそ
特別な何かや誰かにならずとも
ありふれた存在であることを
自分自身に許せたし
「明日、もう少しだけ頑張ってみよう!」
と思えたんですよね。
人生ではじめて
「特別じゃなくても私は十分なのだ」
と思えたことが
絶望の崖っぷちに立たされた私を
救ってくれたように思います。
ありふれた存在と思える自分も
唯一無二の「特別な存在」であることは
紛れもない事実。
でも、そう感じられるためには
そういったありふれた存在である自分を
丸っと受けとめ、肯定してくれる人が必要です。
私にとって
ホームステイ先のファミリーが
そうであったように
クライエントにとって
セラピスト/カウンセラーとして
私がそんな存在として
あり続けていきたいと思っています。
そんな私と一緒に
絶望の崖っぷちから這い上がって
希望ある世界への一歩を
踏み出していきませんか?
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