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モラハラ・パワハラの加害者が変われる可能性

夫婦/恋愛

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【vol.1279】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

先日アップした

こちらのブログで

 

 

 

 

ご紹介させていただいた

龍たまこさん

という漫画家の

 

 

最新作を

読みました。

 

 

 

タイトルは

ずばり!

 

 

「99%離婚

 モラハラ夫は

 変わるのか」

 

 

 

 

 

この本の

原作者の

中川瑛氏は

 

 

離婚の危機を

迎えたことで

 

 

自身の

ハラスメントの

加害性に気づき

 

 

自身の変容と

夫婦の関係性の改善に

取り込んだ

 

 

DV ・モラハラの

加害当事者。

 

 

 

ご自身の体験も

たくさん

盛り込まれて

いるのでしょう、

 

 

あまり

描かれることのない

加害者側の

視点や心理が

 

 

わかりやすく

描写され

 

 

また

リアリティもあって

 

 

ドキドキしながら

読み進めました。

 

 

 

共感ポイントは

たくさんあるのですが

 

 

夫婦(パートナー)間の

モラハラだけではなく

 

 

未だに男性優位の

職場における

パワハラにも

 

 

共通する点

だと思ったのは

 

 

主人公

野沢翔の

こんなセリフ。

 

 

俺、父親みたいに強くて立派な男になりたかった

強さというのは人の上に立てることだと思っていた
男は勝ち続けないといけない
負けたら終わりだと思っていた

俺…
ずっと不安だった

 

 

 

ハラスメントの

加害性の

背後にあるのは

 

 

自分の弱さを

さらけ出すことに

対する不安です。

 

 

 

相手に

弱みを握られると

負けてしまう

 

 

人の上に

立つことが

できなくなってしまう。

 

 

 

そんな不安を

包み隠すために

 

 

がっしりとした

鎧を身にまとって

 

 

 

 

攻撃される前に

攻撃をしかけ

(これがハラスメント行為!)

 

 

自分が

上でいることを

誇示することで

安心感を得よう

 

 

と必死なのです。

 

 

 

本人からすると

立派な

自己防衛

なので

 

 

ハラスメントの

加害当事者が

 

 

自分の加害性に

気づかないのにも

無理はありません。

 

 

 

また

この本の

コラムの中で

 

 

原作者の中川氏も

 

 

加害者とは突然現れた生まれながらのモンスターではなく、むしろこの社会で生きていく中で加害的なコミュニケーションを学んできた人たち

 

 

…と

指摘しているように

 

 

ハラスメント的な

コミュニケーション

パターンは

 

 

親子関係に

限定されることなく

 

 

学校や職場

課外活動など

における

 

 

先生ー生徒

上司ー部下

先輩ー後輩

 

 

といったような

力関係が

ハッキリとした

環境下で

 

 

生き延びるために

学習されたもの。

 

 

 

放ったらかしに

しておくと

 

 

「ここでは

 こういうもの
 だから」

 

 

と同じことが

繰り返され

 

 

問題が

次の世代へと

連鎖していき

 

 

被害者は

増幅する

一方です。

 

 

 

こんな話をすると

 

 

「お先真っ暗…」

 

 

と悲観的になって

しまいがちですが

 

 

朗報は

 

 

学んだ行動は

新たな適応的な行動を

学び直すことで

修正することが可能

 

 

だということ。

 

 

 

言うなれば

セラピー/

カウンセリングとは

 

 

ハラスメントの

加害当事者が

 

 

安心安全な

環境下で

 

 

自己防衛という

鎧を脱ぎ去って

 

 

適応的な行動を

再学習することで

 

 

加害者の

行動変容を

促していく時間

 

 

とも言えます。

 

 

 

モラハラも

パワハラも

 

 

行動としては

決して許されるべき

行動ではありませんが

 

 

その行動の背景には

そうしてしまう

それなりの理由が

あるもので

 

 

そういった

自分の弱さを

 

 

安心して

さらけ出せる場が

あることは

 

 

ハラスメント行動の

背景に存在する

不安の緩和を

助けてくれます。

 

 

 

モラハラで

パートナーから

離婚を

切り出されそうに

なっている。

 

 

 

パワハラで訴えられ

長年勤めた職場を

追い出されそうに

なっている。

 

 

 

もし

あなたが

そんな状態に

追い詰められている

ようでしたら

 

 

心の奥底に

押し込められた

自分自身の

壊れやすく

脆い部分を

 

 

私と一緒に

見つめ直して

必要なケアを

施していきませんか?

 

勇気を出して

心を開くことが

できさえすれば

 

 

人は

いくつになっても

変われるものです。

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください‼️

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