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関係性のトラウマ:人から受けた傷は、人でしか癒せない

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【vol.1797】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

ここ2週間ほどは

メイクが崩れることなく

心穏やかに『虎に翼』

観ることができていましたが

 

 

昨日、今日のエピソードは

ダメでしたね…。

 

 

 

涙でマスカラが落ちて

パンダ目にならないように

必死で上を向いてました(苦笑)。

 

 

 

 

 

特に、昨日のエピソードで

寅子の母、はるが亡くなる直前の

病床でのシーンは

胸にグッとくるものがありましたね。

 

 

 

 

 

こうはるに言われて

道男は

「死ぬなよ。じゃぁ、また、俺一人じゃん」

と言うのですが

 

 

これに対するはるの返答に

私の涙腺は決壊状態でした。

 

 

 

それは、これから先の道男次第。

全てを突っぱねちゃ、ダメ。

 

 

 

道男の父親は

呑んだくれ(アルコール依存)で

いつも彼と彼の母親に

暴力を振るっていたにも関わらず

 

 

空襲のときには

母親は道男を守るどころか

道男を置いて父親を探しにいって

ふたりとも死んでしまったんですよね。

 

 

 

自分を守ってくれるべきはずの親は

見守ってくれるどころか

父親に関しては

命を脅かす危険な存在であり

 

 

母親も

最終的にはそんな父親を選んで

道男を捨てて父親を探しに行き

 

 

2人は幼い道男をひとり残して

空襲で死んでしまったのです。

 

 

 

彼が全てを突っぱねて

大人を頼ることなく

ひとりで生きていこうとするのは

 

 

「誰かを頼って

 傷つけられるくらいなら

 ひとりでいた方がマシだ!」 

 

 

という自分自身を守るための

防衛(defense)

 

 

 

 

 

彼が両親との間で過去に体験した

関係性のトラウマによって生じた心の傷

彼をそうさせているんですよね。

 

 

 

人間関係の中で受けたトラウマは

人間関係の中で

新たな修正的な体験をすることでしか

癒されることはありません。

 

 

 

つまり

人から受けた傷は

人でしか癒せないんですよね。

 

 

 

 

 

全て(の人間関係)を突っぱねてしまうと

修正体験をすることができず

トラウマから回復することができません。

 

 

 

勇気を出して

ちょっと自身の心を開いてみて

誰かの優しさを受けとることに

トライしてみる。

 

 

 

その心意気が

何よりも大切だということを

道男への最後のメッセージとして

はるは残したかったのでしょう。

 

 

 

自分の心を開くということは

大切な誰かに

裏切られてきた経験がある人にとっては

とてつもなく難しいことではありますが

 

 

「この人なら大丈夫そうかも?」

と思える人と関係性からスタートして

少しずつその範囲を広げていけたら

それで十分です。

 

 

 

セラピー/カウンセリングを

そのファーストステップとして

利用するというのもアリです!

 

 

 

というのも

セラピー/カウンセリングという

時間と場は

 

 

関係性のトラウマを解消につながる

修正体験を提供するために

存在しているようなものだから。

 

 

 

人から受けた傷(トラウマ)は

関係性の中でしか

癒すことができません。

 

 

 

勇気の要ることだと思いますが

よりよい人生を送るための新たな一歩を

私と一緒に踏み出してみませんか?

 

 

 

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

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