【vol.1772】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
『虎に翼』、
とても素晴らしいドラマで
観るのを楽しみにしてるのですが
ひとつだけ困ることがあります。
なんだと思います?
ジーンと
胸打たれるシーンがたくさんあって
ボロボロと涙をこぼしてしまって
メイクがボロボロに崩れてしまうこと(苦笑)。
今日もこのシーンを観て
涙腺が大決壊してしまいました。
⬇︎
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📢『#虎に翼』NHKプラスで見逃し配信中🐅໒꒱
\「ちゃんと分かっていますよ。二人が今まで、お母さんを懸命に支えたこと」
孫の直人と直治を優しく慰める、はる。#朝ドラ#石田ゆり子 #琉人 #楠楓馬
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— 朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 27, 2024
幸いなことに今日は定休日で
1日中ノーメイクで過ごしていたので
いつものように
メイクが崩れる心配がなかったのが
ありがたかったですね(苦笑)。
何に胸を打たれたか?というと
はるが孫たちにかけた
この言葉のあたたかさですよ!
よく頑張りましたね。(中略)
でも、もうイイの、
おばあちゃんの前では
泣き虫、弱虫で!
弱音を吐いて。
「らしさ」に悩まされるのは
何も女性だけではありません。
男(の子)は
泣いてはならないし
強くあらねばならない。
まだ小さな子どものうちから
既に社会にこういった「らしさ」を
押しつけられているからこそ
直人も直治も
自分の辛さや大変さを
吐露することができずにいたように
自身の感情を露わにすることは
自身の弱さを見せることでもあり
「男らしくない」とみなされるので
幼い頃から
自身の感情を押し殺しながら
生きてる男性は非常に多いです。
今日の『虎に翼』のエピソードの
戦後間もない頃の社会は特に
そういった傾向が強かったでしょうが
祖母のはるが
そういったジェンダーのステレオタイプ
(男らしさ/女らしさ)を取っ払って
むしろ
泣くことも弱さを見せることも
それはごくごく自然なことなのだと
全面的に受けいれる姿勢を
積極的に孫たちに見せていたのは
愛に溢れた
真の意味での優しさだと感じて
私は号泣してしまった次第です。
セッション中に
涙を流すクライエントは
決して少なくありませんが
不思議なことに
皆さん一様に
「すみません」と私に謝ります。
それだけ
人前で涙することは
ダメなこと
恥ずかしいこと、
受けいれられないこと…etc.
という認識が強いんでしょうね。
でも
謝ることは、何ひとつありませんよ。
ずっと出てきたかったけど
出てこれなかった涙が
ようやく出てこれたんですから
しっかりと出させてあげてくださいね。
と声をかけて
涙をウェルカムしてあげると
それまで押し殺してきた感情が
涙と共にプロセスされはじめます。
泣き虫、
弱虫なときがあるのは
人間であることの一部。
他者に
そんな自分もウェルカムされ
吐いた弱音もしっかりと
受けとめてもらえる体験をすると
消化しきれずに
心の奥底に溜めこまれていた感情が
しっかりとプロセスをされて
清々しい気持ちになったり
心に余裕が出てきて
前に進もうとする気持ちが
自然と湧いてきたりするもの。
それに
性別は一切関係ありません。
セラピー/カウンセリングという場は
泣き虫、弱虫でいられて
弱音を安全に吐ける空間と時間。
そんな場を
定期的に持つことで
私と一緒に傷ついた感情を癒し
それを前に進む原動力へと
変容させていきませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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