迷ったり悩んだりするのは「時間の無駄」ですか？

【vol.1770】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

スピードが求められる現代社会では

何事においても

「即断即決」できることがヨシ！

とされているところが多々ありますよね？

 

 

 

 

 

ちょっとでも

迷ったり悩んだりしていると

 

 

「時間の無駄」「デキない人」などと

ネガティブな評価をされてしまって

 

 

「こんな自分は情けない」

「ダメな人間だ」

と必要以上に自分を責めたり

 

 

恥や自己嫌悪といった感情を

強めたりする人は

決して少なくありません。

 

 

 

でも

そんなに世の中の人たちが言うほど

迷うことや悩んだりすることって

悪いことなんでしょうか？

 

 

 

私は、そうは思いません。

 

 

 

どうでもイイや！と思っていたら

そもそも迷ったり

悩んだりすることはないと思うんです。

 

 

 

むしろ

「少しでもより良く生きたい！」

と真剣に思っているからこそ

決断に慎重になって

迷いや悩みが生じるわけで

 

 

迷ったり悩んだりする時間は

その人にとっては

必要不可欠な大切な時間。

 

 

 

 

 

そういった認識を持って

ジッと静かに見守りながら

一緒に迷ったり悩んだりすることが

 

 

特に、私たちのような

セラピストにとっては

何よりも大事だと胸に留めながら

日々、クライエントと向き合っています。

 

 

 

時々、私がこんな風に感じていると

クライエントに伝えることがありますが

皆さん、一様に

ホッとした表情を見せてくれます。

 

 

 

「それは自分が
より良く生きようと努力してる
証なんですね」

 

 

 

そんな風に

いつもとはちょっと異なるアングルから

自分を見つめて

自身のあり方を肯定できたとき

 

 

恥や自己嫌悪といった感情から

解放されて

 

 

ようやく内側にある

本当の気持ちを

好奇心を持って

探索できるようになるんですよね。

 

 

 

 

 

そうやって探索が進んでいくと

自分が進んで生きたい方向性が

少しずつクリアになっていき

 

 

それに伴って迷いや悩みも

自然と薄れていくものです。

 

 

 

スピードが重視されている

この世の中では

 

 

即断即決できないことの非効率性が

声高に叫ばれていますが

 

 

迷ったり悩んだりすることは

「効率性」という一言で片付けられない

大切なプロセスです。

 

 

 

迷いや悩みの渦中にいるときは

焦ったりもがき苦しんだりすることも

あるかと思いますが

 

 

それはより良く生きようとする

自身の心の奥底に秘められた成長力が

出てこれずにいるだけのこと。

 

 

 

そういった成長力が

ちゃんと表に出てこられるように

私と一緒にワークしていきませんか？