【vol.1750】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日の午後に
ニセコから札幌に戻ってきて
昨晩放映されたこの番組を
早速、視聴しました。
⬇︎⬇︎⬇︎
というのも
私がセッションに取り入れている
AEDP™️セラピーは
アタッチメント理論
をベースにしている
アプローチだから。
この『アタッチメント』という概念が
広く一般的に多くの人に知れ渡ることは
大歓迎なんですけれども
番組の見出しにもあるように
『ブーム』で終わらせないことが
大事だと思っています。
日本人は
良くも悪くも
流行りものが好きですからね…。
さてさて、NHKのこの番組では
大阪にある小中一貫校において
実践されている
「アタッチメント」
の概念を取り入れた教育について
取り上げられていました。
個人的には
この学校が取り組んでいることは
とても大事なことだと思いながらも
違和感を抱かざるを得ませんでした。
というのも
この学校の養護教諭の先生⬇︎が
子どもたちが
こういった力⬆︎を
身につけていくことが大事
と言っていますが
この先生を含めて
どれだけの大人たちが
「しんどい」
「助けて」
「困った」
と言えているか?は
甚だ疑問に思うから…。
自分たちができていないことを
子どもたちに求めるのは
フェアじゃないと思いますし
上っ面ばかりの言葉は
そもそも説得力に欠けますしね。
大人たち自身が
こんな風に⬇︎感じられないことには
誰かの味方になれるわけもないので
どれだけ学校教育の中で
その重要性を説いても
机上の空論でしかない
と個人的には思っています。
問題行動を示している子どもに
セラピーやカウンセリングを受けさせたい!
とセラピストやカウンセラーを
探している親御さんたちは
決して少なくはありませんが
じっくり話を聴いてみると
むしろ親御さん自身の
アタッチメント基盤が
脆弱であるが故に
親御さん自身が
「安心感」を得ることができずに
子どもの「味方」にもなることができず
それが子どもさんの在り方に
潜在的な影響を及ぼしている
…というケースは
決して少なくはありません。
子どもを取り巻く
親(養育者)や教師などの
大人のアタッチメント基盤が
しっかりと安定したものになれば
子どもたちの精神状態も
徐々に安定してくるのを
間近で見てきた私からすると
子どもの将来を
真剣に考えるのであれば
大人こそ、しっかりと
自身のアタッチメント基盤を見直して
必要に応じて
その再構築を試みるべき。
特に、どういった形であれ
対人援助職に就いている人には
必要不可欠なことだと思います。
対人援助職に就いている人ほど
「しんどい」
「助けて」
「困った」
と言うことが
できなかったりするものですが
対人援助職に就いている人こそ
そういった気持ちを嘘偽りなく
自ら吐露することができると
子どもたちをはじめとする
援助を受ける側の人たちひの
共感を得られて
その人のたちの感情や行動も
良い方向へと変化していく
キッカケとなり得ます。
そういった意味で
私たちの大人が
セラピーやカウンセリングの
力を借りて
自身の気持ちに嘘偽りなく
ありのままでいられるように
心を整えていくことは
子どもの将来のためにも
必要不可欠なことなんですよね!
子どもの将来を真剣に考えているなら
まずは、子どもたちに身近で接している
自分自身の心を整えることから
はじめてみませんか?
ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
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