学校の先生にこそ受けてもらいたいセラピー／カウンセリング

【vol.1643】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

臨床の場面でも

プライベートの場面でも

 

 

「子どもの頃、

　他の子より（勉強が）できて

　先生に虐められていた／
嫌われていた」

 

 

という話

まあまあよく耳にします。

 

 

 

 

 

いわゆる

IQ（知能指数）の高い人たちで

 

 

特段

塾なんかに行っていなくても

 

 

論理的な思考が

同じ学年の子たちよりも

格段に発達しているがために

 

 

先生が教えるよりも

効率の良い計算の仕方を

パッと思いついたり

 

 

他の子たちが気づくことがない

先生が言っている矛盾点に

気づいたりしてしまうんですよね。

 

 

 

子どもですから

先生に忖度することもなく

思ったことをすぐに口にすると

 

 

先生たちが顔を真っ赤にして

「先生の言うことだけを

　聞いていればイイんだー」

と怒られてしまって

 

 

それ以来

先生から冷遇されたり

理不尽な扱いを受けたりして

学校に行くのが辛かった

 

 

…という

トラウマを抱えている人は

案外、多かったりします。

 

 

 

 

 

先生たちも

自分が知らなかったことや

自分の間違いを

 

 

知識も経験も

自分よりはるかにないであろう

「子ども」に指摘されたことが

 

 

恥ずかしかったり

プライドを傷つけられたりしての

リアクションだったのかも知れません。

 

 

 

 

 

でも

そうだとすると

 

 

自身の心の中に

未だに解消されずに残っている

コンプレックス（劣等感）があって

 

 

それが刺激されて

そういったリアクションを

無意識にしてしまっている

可能性が考えられます。

 

 

 

先生と生徒の関係において

先生は絶対的な力を持っていて

 

 

先生たちから嫌われたり

冷遇されたりすることは

 

 

学校生活を

生き延びていくためには

不利に働くことを

 

 

子どもたちは

本能的に察知しています。

 

 

 

ですから

感じていることや思ったことを

素直に口にしたことで

理不尽な扱いを受けて

 

 

拒絶されたり

叱責されたりでもしたら

 

 

「こんな風に感じたり

　考えたりする

　自分がダメなんだ」

 

 

と自分自身の感覚や感情を

無意識のうちに

押し殺しはじめるんですよね。

 

 

 

そうなると

その子どもが

生まれながらに持っている

素晴らしい才能や能力は

 

 

伸びるどころか

若いうちに芽を摘まれてしまって

成長や発展が阻害されるだけでなく

 

 

ありのままの自分を

受け入れてもらえないことで

心にも傷を負って

 

 

自身を肯定したり

自己受容できなかったりする大人に

成長してしまうことは

決して少なくありません。

 

 

 

 

 

非常にもったいない話です。

 

 

 

子どもの成長や発達を共に喜び

子どもたちが持っている才能や能力を

存分に伸ばしていくためにも

 

 

先生たちの

心が安定していることは

大切なこと。

 

 

 

ましてや

未だに解消されていない

コンプレックスや

劣等感があるようでしたら

 

 

それは自身だけでなく

子どもたちの成長の

足枷にしかなり得ません。

 

 

 

それは

きっと不本意ですよね？

 

 

 

子どもにとっては

先生たちは親に次いで

一緒に過ごす時間が長い大人で

 

 

その影響力は

思っている以上に大きいもの。

 

 

 

子どもたちの

健やかな成長や発展のためにも

 

 

先生であるあなた自身の

心を整えるところから

始めてみませんか？