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イイ人じゃなくて、イイんじゃない?

自己肯定感

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【vol.1043】

 

こんにちは!

 

カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

今日の札幌は

朝から強風と雨

 

 

という

外出には不向きな

お天気な上に

 

 

私自身の体調も

まだ芳しくない

ということもあって

 

 

今日も自宅で

大人しく

過ごしています。

 

 

 

できることが

限られているので

 

 

先日のブログ

紹介させてもらった

こちらの本を

⬇︎⬇︎⬇︎

 

 

 

 

ソファーに座って

聴いていました。

 

 

(そんな私の上にドヤ顔で座る

我が愛猫リオ♂)

 

 

 

著者のLori Gottlieb氏は

私と同じ心理セラピスト。

 

 

 

セラピストとして

さまざまな

クライエントと

関わった経験と

 

 

自分自身が

“クライエント”として

 

 

別のセラピストから

セラピーのセッションを

受けるという経験の

 

 

両側面からの

リアルな体験を

赤裸々に綴った

エッセイ的な内容に

 

 

セラピストとしても

ひとりの人間としても

グッと惹き込まれています。

 

 

(Lori Gottlieb氏)

 

 

 

とにかく

この本を聴いていて

感じずには

いられないのが

 

 

飾ることのない

等身大の彼女を

真っ直ぐに

表現している

ところ。

 

 

 

世の中の一般的な

イメージとして

 

 

セラピストとか

カウンセラーは

イイ人

 

 

というイメージが

定着していると

思うんですよね〜。

 

 

 

何にでも寛容で

悟りを開いている

素晴らしい人間

 

 

…であるかの如く

思われている節は

多々ありますし、

 

 

セラピストや

カウンセラー自身も

 

 

そういった

世間的なイメージに

自分を寄せて

いかなければならない!

 

 

と思っている人も

少なくありません。

 

 

 

「他人に

嫌われるより

好かれたい」

 

 

…というのは

人間の

素直な心情で

 

 

それは

セラピスト/

カウンセラーとて

同じですし

 

 

私にも

そういう気持ちは

ありますしね。

 

 

 

ですから

自分が

思っていることや

感じていること、

 

 

思わず

毒づいてしまうことも

 

 

赤裸々に

本という

形に残る媒体に

綴ることが

 

 

セラピストとしては

結構なリスクを

背負うことになる

 

 

というのは

明白なこと。

 

 

 

もちろん

彼女も

そのリスクを

十二分に考えたとは

思いますが、

 

 

セラピーという

プロセスが

 

 

悟りを開いた人間から

そうでない人間へ

何かを教示する

 

 

…という

宗教のような

高尚な営みではなく

 

 

ひとりの人間と

ひとりの人間の

間で起きる

 

 

実に、泥臭く

人間的な営み

であるか?

 

 

…ということを

世間一般の人に

知ってもらいたいが故に

 

 

セッション中には

決して口にしなかった

彼女の「心の声」をも

オープンに

したんだろうな〜

 

 

…と思いました。

 

 

 

まだ

読み終わって

いないのですが

 

 

先日

オフィスに行く途中に

この本のAudibleを

聴いていて

 

 

思わず涙した

エピソードが

ありました。

 

 

 

Loriのクライエントに

ガンで先が長くないと

余命宣告をされた

 

 

Julieという35歳の

女性がいました。

 

 

 

セッションでは

 

 

Julieが

残された時間を

どう生きるのか?

 

 

そして

それにまつわる

彼女の想いなどが

語られるのですが

 

 

その中でJulieが

こんなことを

Loriに打ち明けます。

 

 

 

「Matt(夫)に

こんなことを

経験させてしまった

罪悪感があります。

 

でも、

それと同時に

私は夫に

とてつもなく

嫉妬しています。

 

私にはない未来を
夫は持っていることに

 

そして

夫にそんな嫉妬を

抱いていることに

罪悪感を

覚えています」

 

 

 

これって

なかなか本人(夫)には

言えることじゃない

ですよね?

 

 

 

別にJulieの夫が

何か悪いことをした

ワケじゃないですし

 

 

そんなことを

言ったって

何が変わる

ワケでもない。

 

 

 

だから

そういった

ドロドロとした

ネガティブな気持ちって

 

 

知らず知らずのうちに

心の奥底に

押し込めて

しまいがちですが

 

 

行き場を失ってしまった

そういった気持ちは

迷子になってしまって

 

 

私たちの心の中で

さまよい続けます。

 

 

 

だから

モヤモヤするし

頭から離れなくなって

しまうんですよね〜。

 

 

 

 

 

そう言い終わって

Julieがひと言

 

 

「FU*K‼️」

(ちくしょう!)

と叫ぶのですが、

 

 

Loriも

これに呼応して

セッションの最後に

Julieと一緒に

 

 

「FU*K‼️」

と叫ぶんですよね(笑)!

 

 

 

「クライエントと一緒に

「FU*K」と叫ぶセラピスト、

初めて見た(聴いた)わ〜」

 

 

…と良い意味で

驚いたと同時に、

 

 

これこそが

ひとりの

人間と人間の間に

繰り広げられる

 

 

泥臭くも

人間らしい

営みであり

 

 

「真の意味での

共感が

ここにあるなぁ」

 

 

と思ったら

歩きながらなのに

涙が止まらなく

なりました。

(↑周りの人からみたら

完全に変な人…😅)

 

 

 

セラピスト/

カウンセラーは

 

 

悟りを開いた

聖人でもなく

 

 

他の人と同じように

不完全なひとりの人間

なんですよね〜。

 

 

 

だからこそ

分かり合える部分もある

ということ。

 

 

 

Perfectly imperfect.

 

 

 

短所、弱点、欠点…etc.

そんなところを含めて

十分だ

 

 

ということを

認めるということは

なかなか

難しいことですが

 

 

自信がない自分や

不安に陥っているとき

 

 

Imperfectな

等身大の自分にも

優しい気持ちで

向き合えると

イイですよね。

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください!

私もLoriのように

Imperfectな

等身大の自分を

 

 

もっと前面に

出していけるように

 

 

自分への理解を

さらに深めていきたい

と思います。

 

 

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