【vol.1607】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
早いもので
12月も半分が終わろうとしています。
別れ際の挨拶が
「良いお年を!」
になってきている頻度も
徐々に増えてきていて
いよいよ2023年も終わるんだ
…という実感も
フツフツと湧いてきました。
そんな中、
今週の火曜日は
NY在住のスーパーヴァイザー
(指導者)から受けている
2週に1度の指導の日だったのですが
2週後がアメリカでは
ちょうどクリスマス、そして、
その1週後は元旦ということで
次回の指導は新年ということになって
スーパーヴァイザーとも
「良いお年を!」と挨拶を交わして
今年最後の指導となりました。
今年最後の指導となった時間、
スーパーヴァイザーから
こんなことを言われました。
ゆかさんは、ご自身の経験や感情などの
とても繊細で脆い部分を
クライエントに
ありのままに自己開示していますよね!
それがクライエントの心を動かしていると思います。
繊細で脆い部分を隠すのではなく、
勇気を出して、それこそリスクをとって、
ありのままの自分自身をさらけ出していける
のがゆかさんの強みだと私は思っていますよ!
かつての私は
こういった仕事をしているのだから
✔︎ 心揺さぶられてはならない
✔︎ 弱さを弱音を悟られてはならない
✔︎ 自分の話はしてはならない …etc.
と考えていたので
自分のことを
クライエントには
知られてはならない!
と思っていた節がありました。
特に、クライエントに
私自身の弱さや弱音を悟られてしまったら
「無能なセラピスト/カウンセラーだ!」
という烙印を押されかねない…と
真剣に思っていたので
なんとしてでも
自分の弱さなんかは見せてはならない
とガッチガチになっていました。
ですから
AEDP™️セラピーに出会って
セラピスト自らが
自身の弱さを
クライエントに見せることは
「こんなことで悩んでいるのは
自分くらいなものだ」
というクライエントが抱いている
恥や孤独感を和らげる効果があるので
適切なタイミングで
積極的な自己開示をする
つまり、ありのままの自身を
クライエントにさらけ出すのは
有効な手立てである
…ということを教えられたときは
目から鱗が落ちた瞬間でした。
そう教わってからというものは
弱い部分も含めて
可能な限り
ありのままの自分でいよう!
と努めてきました。
私が弱さをさらけ出せば出すほど
クライエントは
「自分は決してひとりではない」
という感覚が深まったと同時に
「こういっちゃ失礼かもしれませんが
先生も(ひとりの)人間なんですね!
とても身近に感じてしまいました」
…とつながり(治療関係)も深まっていって
それは
セッションの深まりにも
大きな影響を及ぼしていることに
気づかされました。
自分の弱さをさらけ出すことが
良い治療関係や
深みのあるセッションを生み出す。
それが、まさに、
私のスーパーヴァイザーが
言わんとしていた
私の「強み」だったんですよね。
これは、治療関係だけでなく
どんな人間関係にも言えること。
弱さを含めた
本当の自分、ありのままの自分を
さらけ出すことは
本当に勇気のいることですが
そうすることではじめて
人と人の間に真の意味での共感が生まれ
つながり(関係性)が深まります。
共感は
恥の感覚を和らげてくれますし
つながりは
孤独感を解消してくれます。
逆説的に
聞こえるかもしれませんが
弱さをさらけ出すことが
あなたの「強さ」「強み」
になりうるのです。
弱さをさらけ出して
自分自身に嘘偽りのない
あるがままの自分を生きることが
できるようになると
人と人のつながりは深まり
笑顔で、かつ、心穏やかに生きることが
可能になります。
「弱さ」をさらけ出すことが
「強み」になるという
パラドックス(逆説)の真意を
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