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「聞く力」はどこへ消えた?

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【vol.1409】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

個人的にも国民的にも

かなりモヤっとしていた案件に

昨晩、ついに終止符が打たれましたね。

 

 

 

 

 

最後の最後まで

色々なすったもんだがありましたが

それにもひと段落ついたようです。

 

 

 

 

 

岸田首相は自民党総裁選で当選した際

 

 

「岸田文雄の特技は

 人の話をしっかり聞く

 ということであります」

 

 

…などと

ご自身の「聞く力」を全面に出して

それを売りにしていましたが

 

 

政治の世界においての経験や実績が

全くない自分の息子を

内閣総理大臣秘書官という要職に

アッサリと任命したあたりから

 

 

首相の「聞く力」には

個人的には疑問を持っていました。

 

 

 

 

 

たとえ首相の息子であるとはいえ

政府のこんな重要なポジションを担う要職に

経験や実績のない人間を任命することに

反対した人は、必ず、いたはず。

 

 

 

でも、そういった反対する人たちの声に

ちゃんと耳を傾けることができなかった

つまり、「聞く力」がなかったからこそ

 

 

翔太郎氏の度重なる不祥事に

振り回される羽目になったのだと

個人的には思っています。

 

 

 

私自身、

人の話を聴くことを生業として

20年になりますが

 

 

岸田首相のように

「特技は人の話をしっかり聞くこと」

と断言することはできません。

 

 

 

決して

クライエントの話を

ちゃんと聞いていない

ということではありません。

 

 

 

むしろ

人の話をしっかりと聞くことは

一般の人が想像よりも

はるかに難しいことで

 

 

「自分には人の話を聞く力がある」

という自分の力を過信することが

クライエントの内側に秘められた

心の声を聞きこぼしにつながり

 

 

セラピー/カウンセリングの効果に

悪影響を及ぼしかねないからです。

 

 

 

 

 

セラピー/カウンセリングにおいては

人の話を「聞く」ではなくて

聴く」という漢字を使うことが多いです。

 

 

 

この「聴く」という漢字を分解していくと

「耳」「十」

「目」(横になってる)と「心」

というパーツから構成されています。

 

 

 

話を聴くということは

話のコンテンツ(内容/情報)を

「耳」から取り込むことは

もちろんのこと

 

 

相手の態度や姿勢、

ジェスチャーや表情など

「目」をつかって「十」分に観察し

 

 

また、相手が話しながら

どんな気持ちを「心」の中で

体験しているのか?

 

 

そして

相手の話を聞きながら

聞き手である自分の「心」の動きにも

目を向けながら

 

 

話のコンテンツ(内容)だけではなく

これら全てのことをひっくるめて

「十」分に耳を傾けていく…という

実はかなり複雑なプロセスです。

 

 

 

だからこそ

軽いノリでで安易に

「私、人の話を聞くのが得意なんだよね‼️」

…だなんて、口が裂けてでも言えませんし

 

 

この仕事を生業としている限り

「聴く力」を磨き続けていくことは

必要不可欠だと思っています。

 

 

 

1億2千万人の日本国民の前で

「特技は人の話をしっかり聞くこと」

と断言したからには

 

 

岸田首相には

もっと国民の声を

しっかりと聞いてもらうべく

「聴く力」のブラッシュアップを

していただきたいもの。

 

 

 

岸田首相、
ひとりで頑張らずに

私にお手伝いさせてください!

 

 

お問合せ、

お待ちしております(笑)!

 

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