抱きしめていたいのは「おかしいことはおかしい」と言える勇気　

【vol.1605】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

昨日、速報で入ってきた

五ノ井里奈さんが起こした

裁判の判決結果を知って

 

 

「ようやくか！」

という思いで

いっぱいになりました。

 

 

 

 

 

五ノ井さんに訴えられていた

元同僚の男性自衛官たちは

 

 

 

と無罪を主張していましたが

 

 

 

三浦裁判長は

 

 

 

ということを量刑理由に挙げて

有罪判決を下していました。

 

 

 

今までは

こういった人間の尊厳を

著しく損なうような行動も

 

 

「いたずら」

「からかい」

「かわいがり」

 

 

などといったような言葉で

事の重大さが矮小化されてしまって

 

 

正当な対応が

されてこなかったことそのものが

諸悪の根源だったんですよね。

 

 

 

それが、ようやく

 

 

「悪いものは悪い」

「おかしいことはおかしい」

 

 

という至極真っ当なことが

ちゃんと認められる世の中へと

少しずつ変わってきたのは

 

 

五ノ井さんが勇気を出して

「命を削ってでも闘う」

ことを決断して

裁判を起こしたからこそのこと。

 

 

 

この判決は

日本社会に蔓延している

ハラスメントの撲滅に向けた

 

 

ゲームチェンジャー

 

 

となり得るくらいの意義のある

判決だったと感じました。

 

 

 

 

 

ただ、彼女が

この事件を公表したことによって受けた

誹謗中傷は相当なもので

 

 

 

 

声を上げることを

難しくさせているのは事実です。

 

 

 

でも

そういった状況下でも諦めずに

闘い抜いて勝利を勝ちとった

彼女の努力を無駄にしないためにも

 

 

勇気を出して

声を上げようとする人の

心理的なバックアップをしていきたい‼️

 

 

…と改めて思った次第です。

 

 

 

どんな人が

どんな形であれ

 

 

五ノ井さんが命を削る思いで

拓いてくれたこの道を

 

 

しっかりと歩んでいくことが

五ノ井さんへの一番の恩返しであり

 

 

日本の社会を変えていく

原動力になるのはないでしょうか。

 

 

 

日本社会が

良い未来へ向かっていけるような

希望を与えてくれた

 

 

五ノ井さんの勇気に

感謝と敬意を表すると共に

 

 

「おかしいことはおかしい！」

 

 

と言える勇気を

私も大切にしたいと思いました。