「いい夫婦の日」に全力で推したいカップルセラピーのススメ

【vol.1584】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

今日街中を歩いていたときに

目にした看板を見てはじめて

 

 

今日が

「いい夫婦の日」

だということに気づきました

 

 

 

 

 

そもそも

私自身が結婚をしていないので

興味がなかった…というのが

本音ですけどね（苦笑）。

 

 

 

そんな「いい夫婦の日」に

離婚のトピックをアップするのは

いささか気がひけるんですけど

 

 

今や日本でも

3組に1組は離婚するほどに

なってきているのをご存知でしたか⁉️

 

 

 

 

 

増えてきているのは

肌感覚としてありましたけど

離婚率がこれほど高くなっているとは

思ってもみなかったので

ちょっとビックリしてしまいました。

 

 

 

上記の記事にも

掲載されていますが

 

 

2017年に発表された

司法統計にもとづいた

離婚原因ランキングのトップは

男女共に性格の不一致。

 

 

 

 

 

性格の不一致とは

 

 

 

 

 

と表現することができますが

 

 

そもそも

性格が一致するわけなんて

絶対にあり得ないワケでして…😅

 

 

 

というのも

私たちの性格や

価値感といったものは

 

 

幼少期における

養育者とのかかわりや

愛着のスタイルによって

育まれたものですし

 

 

大きなショックをもたらすほどの

大きなものから

意識することが不可能なくらい

日々の生活の中で何気なく

繰り返される小さなものまでの

トラウマ体験があれば

 

 

目には見えなくとも

それがその人の性格や価値観に

大きな影響を及ぼして

 

 

ちょっとしたことで

トラウマ反応が活性化することは

案外多かったりするんですよね。

 

 

 

 

 

ただ、それが

養育者との関係性において

無意識のうちに身についてしまった

思考や行動のパターンであることや

 

 

無意識のうちに活性化される

トラウマの後遺症的な反応だということを

知っている人は皆無に近いがために

 

 

それを

和解（理解）不能な

「性格の不一致」

と捉えられてしまって

 

 

関係性の修復を試みることなく

別れを決断してしまう夫婦は

決して少なくありません。

 

 

 

目に見える行動や

口から発せられる言葉

というような

わかりやすいものだけで

表面的な判断を下すのではなく

 

 

その裏に潜んでいる

心の傷や苦しみ、痛みを

理解することさえできれば

 

 

もっと広い視野をもって

相手の考え方や感じ方、価値観が

どこからやってきたのか？と

相手に対する理解が深まり

 

 

より深いレベルで

相手のことを受けとめることが

できるようになるんですよね。

 

 

 

そこまでやっても

「離婚する」ということであれば

双方とも納得しての別れを

選択することができますが

 

 

単なる「性格の不一致」というだけで

勢いで離婚に踏み切ろうとすると

迷いや不安が生じて

 

 

たとえ「離婚」をしたとしても

後悔する気持ちに

苛まれることは少なくありません。

 

 

 

もしかすると

ふたりが気づいていないだけで

 

 

無意識の行動や思考のパターン、

トラウマ反応など

 

 

円満な夫婦関係を妨げているものが

存在しているかもしれません。

 

 

 

 

「離婚」するかしないか？

という大きな決断を下す前に

 

 

専門家の力を借りて

お互いの心の水面下で起きていることに

目を向ける機会を設けて

 

 

互いをもう少し深いレベルで

理解してみることに

トライしてみませんか？

 

 

 

それで関係性が修復して

和解することができれば

それはそれでラッキーですし

 

 

互いの心の内を心底から理解し

納得した上で別れを決断することも

アリだと思います。

 

 

 

何もせずして

「性格の不一致」だと決めつけて

離婚という人生の中でも

かなり大きな決断を下すのは時期尚早。

 

 

 

まずはカップルセラピーに

トライしてみませんか？