兄弟／姉妹間で生じる葛藤に、目を向けてみる価値とは？

【vol.1534】

 

 

こんにちは！

カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

今日の朝、

経営者仲間の友人から連絡があって

しばらくの間、電話で話をしてました。

 

 

 

いろんな深い話をしていく中で

兄弟間葛藤の話題になって

ふと、自分の妹のことが

思い出されたんですよね〜。

 

 

 

私には3歳半ほど年が下で

学年が4つほど違う妹がいます。

 

 

 

 

 

世の中には

めちゃくちゃ仲が良い

兄弟（姉妹）がいますが

 

 

ぶっちゃけた話をすると

私たち姉妹は、

そう仲良くもありません（苦笑）。

 

 

 

つかず離れず

…という感じですかね？

 

 

 

仲の良い兄妹／姉妹を見ていると

羨ましい気持ちにもなりますが

 

 

私たちが

そうなれなかったのには

それなりの理由があるだろうなぁ

…と感じています。

 

 

 

こういっちゃなんですが

子どもの頃から私は

そこそこできたタイプの人間

だったんですよね。

 

 

 

勉強もそこそこできたし、

習い事のそろばんや

バトントワリングでも

そこそこの成績を残していました。

 

 

 

妹も、同じ学校に通い

同じ習い事をしていたんですけど、

彼女は私ほどでもなく…。

 

 

 

そうなると

必然的に妹は

「ゆかちゃん／向さんの妹」

と認識されることが

多くなってしまったんですよね。

 

 

 

当時…というか

つい10年前ほどまでは

 

 

「それって
　あなたが十分な努力を
　してこなかったからよね？」

 

 

と妹を責めるような思考しか

頭の中になかったダメな姉でしたが

 

 

今になって思うことは

姉妹というだけで

勝手に私と比較されて

 

 

一方的にジャッジされたことが

彼女にとっては

相当な苦痛だっただろうな

 

 

 

 

…と思うと同時に

 

 

彼女自身

ひとりの人間として

見てもらえることはなく

 

 

「ゆかちゃん／向さんの妹」

としか見てもらえなかった

寂しさや悲しさというものは

計り知れないものだろうな

 

 

…と思うようになりました。

 

 

 

私の妹は

かなりの毒舌で（苦笑）

「生意気だな！」くらいにしか

思っていなかったのですが

 

 

それは

そうやって自分を

大きく見せることでしか

自分を保つことができなかった

 

 

彼女なりの自己防衛

だったのだと

今だったら理解できます。

 

 

 

そういった

彼女の背後にある気持ちに

長い間気づくことができずに

 

 

苦しませてしまったことを

今さらながらに

申し訳なく思っています。

 

 

 

 

 

親子関係において負った

心の傷については

クローズアップされても

 

 

兄弟／姉妹の複雑な関係性や

その関係性の間で負った

心の傷については

クローズアップされることは

なかなかありません。

 

 

 

その件については

先月、ワークショップで通訳をした

オーストラリア人セラピストの

スーも言及していたところです。

 

 

 

親子関係同様、

兄弟／姉妹との関係性には

 

 

劣等感などをはじめとする

心の傷の根源となる感情体験が

隠されていることが

実は多いんですよね。

 

 

 

ですから

深いレベルにある

兄弟／姉妹間の葛藤を

しっかりと見ていくことで

 

 

より良く生きるためのヒントを

得られることができる可能性は

非常に高かったりします。

 

 

 

日常では

あまりクローズアップされない

兄弟／姉妹関係における葛藤を

私と一緒に

じっくりと見ていきませんか？