【vol.1504】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
最近、セッションをしていて
「流れを止めないことが大事」
ということをヒシヒシと感じています。
(伊勢神宮内宮の宇治橋から撮った五十鈴川)
私がここで言う「流れ」とは
感情の流れ(flow)のこと。
川の水も何かによって
その流れを堰き止められると
溢れ出てしまうのが
自然の摂理であるように
私たちの感情にも流れがあって
その流れが何らかのかたちで
妨げられてしまうと
感情が溢れ出てしまいます。
多くの人は
感情がとめどもなく溢れ出てきて
手に追えなくなってしまう状態に
陥ってしまうことを恐れるがゆえに
少しでも
感情が湧き出てくるのを感知すると
その流れを止めようとします。
息を止めていたり
全身に力が入っていたり…
それは感情が出てこないように
無意識のうちに栓をして
流れを止めてしまってる証拠。
でも、そうすることは
自然の摂理に反しているので
そういった状態が長く続くと
感情が溢れ出てきたり
ときには爆発したりして
恐れていたことが現実となってしまう
きっかけとなってしまうんですよね。
そういった状態を回避するために
感情の流れを止めることに
さらに躍起になる
…という悪循環が生まれます。
でも、逆に言えば、
無理に止めることなく
本来あるべき感情の流れに
身を任せることができたら
感情が溢れ出ることもなければ
突拍子もなく爆発することもなく
むしろ、しっかりとプロセスされて
然るべきところに落ち着いていきます。
心の中に湧きあがってくる感情を
その流れに沿って
出させてあげることさえできれば
「ホッとした」「スッキリした」
という安堵感と共に
活力や生命力も感じられ
感情が怖いものではないことを
身体感覚レベルで
理解することができるようになります。
ただ、多くの人は
感情の流れを妨げているのは
ほかならぬ自分自身であることに
気づいていません。
「今、湧きあがってきている
気持ち/感情の流れを止めないで
流れに任せてみてください。
私もここにいるので大丈夫ですよ」
そう促して
クライエントが感情を
最後までしっかりと感じきれるよう
セラピストはサポートしていきます。
感情をしっかりと感じきった
あかつきには
呼吸はグッと深くなり
身体の緊張もほぐれて軽くなる
…といった身体的変化を感じたり
希望が持てるような
前向きな気持ちが出てきたりするなど
行動の変容や成長へとつながっていく
ポジティブな変化が生まれてきます。
感情の体験にオープンになって
流れを止めることなく感じきれたとき
それは癒しの体験になるだけでなく
自分自身と結びつくことで
人生はより深く豊かなものになります。
感情の流れを止めないで
最後まで感じきる…という体験を
私と一緒にしてみませんか?
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