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高校野球の監督に学ぶ「安全基地 (Secure Base)」の重要性

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【vol.1495】

 

 

こんにちは!

カウンセリングオフィス
プログレスむかいゆかです。

 

 

 

高校野球夏の甲子園には

ほとんど興味がない私でさえも

脱坊主の慶応高校の快進撃は

知っていましたが

 

 

 

 

まさか、あの慶応が

甲子園を制するだなんて

夢にも思っていなかったので

正直、ビックリしました!

 

 

 

 

 

いろいろ物議を醸し出した

今年の高校野球夏の甲子園ですが

X(旧Twitter)のこの投稿を見て

 

 

 

決勝で負けた仙台育英高の指揮官、

須江航監督に俄然興味がわきました。

 

 

 

というのも

この投稿から須江監督は

仙台育英の生徒たちにとっての

「安全基地 (Secure Base)」として

機能してると感じたから。

 

 

 

 

 

「安全基地」とは

簡単に言ってみれば

「心の拠りどころ」

 

 

 

子どもの頃、私たちの養育者が

「安全基地」として機能していると

子どもは不安や恐怖に怯えることなく

 

 

安全基地という

「心の拠りどころ」を軸にして

安心感と共に、自身を取り巻く環境を

積極的に探索する行動をとることができます。

 

 

 

その探索行動がうまくいかなかったり、

怪我したり、失敗したり、

傷ついたりしたときには

 

 

船にとっての港がそうであるように

養育者という安全基地に戻って

必要なケアや

エネルギーチャージをしてもらって

また、新たな探索行動に出ていきます。

 

 

 

安全基地が必要なのは

子どもの頃だけではなく

 

 

私たち大人にとっても

安全基地は必要

 

 

親だけではなく

友だちや恋人、同僚や上司、

 

 

ときには

私たちセラピスト/カウンセラーが

「安全基地」となって

心の成長を支えています。

 

 

 

 

 

バンドを失敗してしまった

鈴木くんにかけた

須江監督の言葉の裏には

 

 

「大丈夫、心配する必要はない」

「君ならできるよ、きっと!」

 

 

というようなメッセージが

恐らく隠れていたと思うんですよね。

 

 

 

鈴木くんの安堵の表情は

須江監督の言葉や隠れたメッセージによって

バントの失敗がちゃんとケアされた証であり

 

 

顔つきが変わったのは

不安や恐怖が払拭されて安心感をもって

新たなチャレンジに向かおうとする

「探索行動」へとつながった証。

 

 

 

須江監督が

鈴木くんや仙台育英ナイン全体の

「安全基地」として機能していたのは

間違いないかと思います。

 

 

 

「安全基地」が

しっかりと機能していると

余計な不安や恐怖感は払拭され

 

 

成長や変容につながるであろう

探索行動が自然と促進されるもの。

 

 

 

先ほどもお話ししたとおり

私たちセラピスト/カウンセラーは

クライエントの「安全基地」となって

 

 

クライエントが

自分自身の心の内側、つまり、感情を

好奇心をもって探索できるのを

サポートしていきます。

 

 

 

そんな「安全基地」を軸に

自分自身の成長や変容の可能性を

私と一緒に探ってみませんか?

 

 

 

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

 

 

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