【vol.1362】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
たびたび私のブログでも
話題にさせてもらっている
アメリカ人🇺🇸売れっ子セラピスト
Lori Gottliebの著書
『Maybe You Should Talk to Someone』
の日本語版が
先月末に出版されているのを
今日の朝はじめて知って
早速ポチりました⬇︎⬇︎⬇︎
去年、原著を読み終えたとき
「あ〜、日本語に訳されて
出版されないかなぁ?」
と思っていたので
日本語版が出版されて大喜び🙌です。
著者のロリ・ゴットリーブは
ロサンゼルスの心理セラピスト。
この著書では
彼女がセラピーを担当している
それぞれに個性的で
異なった悩みや問題を抱える
4人の患者(クライエント)
とのセッションでのやりとりや
彼らの心の変容に加えて
ロリ自身が
別のセラピストから受けた
セラピーセッションの内容や
セラピーを受けたことで体験した
彼女自身の気持ちの移り変わりが
赤裸々に描かれています。
この本が日本語に翻訳されるのを
心の底から願っていたのは
いろんな人に
全力でオススメしたい一冊
だから!
というのも
セラピー/カウンセリングでは
かなりプライベートなことを扱うがゆえに
クライエントに安心して話をしてもらうために
セラピスト/カウンセラーは原則として
聞いた話や得た情報は他言しない、
プライバシーを守ることを
クライエントに約束します。
それを守秘義務と言います。
守秘義務があるために
セラピー/カウンセリングのセッションで
どのような問題に
どのように対応していくことで
クライエントが
どんな風に変化/成長していくか?
ということは明らかにできません。
つまり
セッションでどんなことをするのか?
という具体的な実状は闇に包まれたままで
ブラックボックス状態なんですよね〜。
セラピー/カウンセリングに
興味や関心はあるけれども
どんなことをするのか?という
具体的なイメージがつかめないので
怖くて一歩を踏み出せない
…という人が多いというのも
無理もない話なのです。
欧米諸国と比べて
日本でセラピー/カウンセリングの
普及が遅れているのは
「何をするのか?がわからない。
見えてこない」
というような恐怖感に
一因があるように思うんですよね。
ですから
そういう意味では
文字オンリーで
限界はあるかもしれませんが
ロリの著書を読むことは
これまで
秘密厳禁とされてきた
面接室で繰り広げられる
セッションの具体的なやりとりを
垣間見ることができる貴重な機会
であり
ブラックボックスの
中味を明らかにすることによって
セラピー/カウンセリングを
受けることに対する
不安の解消の一端を担ってくれる
…と信じています。
セラピー/カウンセリングを
受けることに興味があるけれども
セッションでは
どんな問題が扱われているんだろう?
どんな対応/やりとりがされるんだろう?
どんな風に心は変化していくんだろう?
…などといったことがわからずに
不安を抱いている方には
この本を読んでもらえることで
セラピー/カウンセリングに対する
具体的なイメージが
グッと湧きやすくなると思いますし
セラピー/カウンセリングは
一方的にお説教されたり
ツボを売りつけられたり
洗脳されたりするような
新興宗教のような怖いものではない!
…ということも
わかってもらえるかと。
笑いあり、涙あり、学術的な話あり、
ちょっと汚い言葉あり…で
楽しく面白く
セラピー/カウンセリングについての
理解を深められる秀逸な一冊
『だれかに、話を聞いてもらったほうが
いいんじゃない?』
絶賛オススメです!
ちなみに
出版社からはバックマージンなどは
一切いただいておりませんので
ご安心くださいませ〜‼️
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