仕事にかこつけて、感情を避けているだけではありませんか？

【vol.1296】

 

こんにちは！

 

カウンセリングオフィス

プログレスのむかいゆかです。

 

 

 

最近

大学病院に

勤めていたときのことを

よく思い出します。

 

 

 

20代後半から

30代前半の頃

なのですが

 

 

猛烈に

仕事をしていた

記憶があります。

 

 

（当時はこんな風に白衣を着て
　仕事をしてました）

 

 

 

そして

仕事帰りにも

よく飲みにも

行ってたような…。

 

 

 

今となって

当時のことを

振り返ると

 

 

「タフだったよな〜」

 

 

…と

当時の

自分の体力に

感心する一方で

 

 

あれは

感情を

感じないようにする

回避行動

だった

 

 

ということにも

気づかされます。

 

 

 

 

 

当時は

キャリアを

スタートさせたばかりで

 

 

雇用形態も

かなり不安定。

 

 

 

将来に対して

大きな不安を

抱えていました。

 

 

 

また

結婚や出産などの

プレッシャーを

 

 

私も

少なからずは

感じていて

 

 

自分の生き方

そのものにも

 

 

不安を

抱いていたのも

事実です。

 

 

 

 

 

不安は

非常に心地わるい

ですし

 

 

簡単に

答えがでない

…という意味で

 

 

不安に

向き合うのは

しんどいので

 

 

仕事に

没頭したり

飲みに行ったり

することで

 

 

極力

不安を

感じないように

避けていただけ

なんですよね〜。

 

 

 

また

仕事に

没頭したり

 

 

上司が

飲みに出るときに

付き合ってさえいれば

 

 

いつかは

上司に認められて

 

 

安定した

ポジションに

つくことが

できるだろう

 

 

…と

邪な気持ちが

あったのも事実で

 

 

自分の

欲求や感覚を

大事にすることは

二の次に

なっていましたしね。

 

 

 

ただ

そうやって

繰り返される

感情を回避する

行動は

 

 

問題の

本質的な解決を

 

 

ただただ

先送りにしている

ようなもので

 

 

不安は

日増しに

大きくなっていき

 

 

出張先の

ワシントンDCから

戻ってきた直後に

 

 

その不安は

一気に爆発！

 

 

 

 

 

それは

 

 

私自身の

不安や

 

 

不安の下で

影を潜めていた

 

 

怒りや悲しみ

といった

諸々の感情と

 

 

しっかりと

向き合わざるを

得ない状況に

 

 

私を追い込んだ

出来事でも

ありました。

 

 

（そのエピソードは
またの機会に…）

 

 

 

今となっては

 

 

それが

人生の大きな転機

とも

 

 

自分自身を

変えていくための

キッカケ

ともなったので

 

 

それで

よかったのだと

思っていますが

 

 

回避行動をとって

問題の解決を

先延ばしに

したりせず

 

 

もっと早くに

自分の感情に

向き合っていたら

 

 

もっと早くに

楽に、そして、

自分らしく

生きることが

できていたのでは？

 

 

…と

思ったりも

しています。

 

 

 

 

 

特に

日本では

 

 

仕事に没頭する

…という行為は

 

 

とても好意的に

捉えられるので

 

 

「仕事に
　打ち込んで
　何が悪いのか？」

 

 

と思ってる人は

少なくありませんが

 

 

直面するのが怖い

と感じている感情を

 

 

仕事を盾にして

回避しているだけ

ではないか？

 

 

…ということを

今一度、確認して

みたいものです。

 

 

 

もし

うっすらとでも

 

 

「そうかもしれない」

 

 

…と思い当たる節が

あるようでしたら

 

 

私と一緒に

その感情を

見てみませんか？

 

 

 

ひとりでは

怖く感じられても

 

 

ふたりだったら

見ていくことが

できるかも

しれませんし

 

 

その感情を

しっかりと

感じ切れたとき

 

 

新しい世界を

見ることが

できるでしょう。