【vol.1290】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今
にわかに
心理業界を
ザワつかせて
いるのが
昨日の開催された
衆議院予算委員会
「令和5年度総予算」
基本的質疑での
自民党の
萩生田光一政調会長の
こんな発言。
(上の動画ではちょうど1時間くらいのところ)
スクールカウンセラーという資格が
あるわけじゃないんですよね。
たまたま学校に来ていただいている
こういった心理の専門家を
スクールカウンセラーと呼んでいるだけで
別の国家資格なんです。
教員のみなさんがこれから
教師として仕事をしていく上で
一定程度勉強すれば
こういう心理のことも知ってる先生を
増やすことができるんじゃないかと思います。
私も
若かりし頃に
数年間ほどですが
スクールカウンセラーを
やっていたことが
ありますが…
「たまたま学校に
来ていただいている」
…って
ちょっと待って‼️
通りすがりに
学校があったから
立ち寄って
相談にのってる
…という
決して
気軽なもんじゃ
ないんですよ‼️
それに
今の学校の
先生たちは
子どもたちに
勉強を教えるだけ
じゃなくて
保護者の対応や
課外活動の
指導など…
本来の
仕事以外の
対応の方が
忙しい‼️
という
過酷な状況に
置かれていて
それがゆえに
心身の不調を
訴えて
休職したり
退職したりする
先生たちが
急増しているのに
これ以上
先生たちの
負担を増やして
先生たちに
どうすれと
いうのか⁉️
日本の教育を
崩壊させるのか⁉️
…と
なかなか
ツッコミどころが
満載な発言でした。
萩生田政調会長の
言いたかったことは
「いつでも
専門家がいる
環境がよい」
(ちなみに
大抵の公立の中学校では
スクールカウンセラーの勤務は
週に1日程度)
ということのようで
それには
私も大賛成
ですが
それならば
既にいる
心理の専門家を
常勤職として
雇用して
各学校に
配置すれば
イイだけの
いたって
シンプルな話。
私が
カナダの高校に
留学していたときは
カウンセラーの先生が
常勤として
配置されていて
それが
当たり前
でした。
先生たちも
もちろん
話は聴いて
くれるんですよ。
でも
込み入った話に
なると
「それは
カウンセラーの
専門領域だから
スクールカウンセラーの
先生のところに行って
話してごらん」
…と
自分の
できることと
できないこと
自分の専門と
そうでないことを
キッチリわけて
対応してました。
専門職は
専門性を深めて得た
知識とスキルを
結集して
誰かを
助けるために
存在している
ものであって
何でも屋ではない
んですよ‼️
美味しい
苺大福を
つくって
食べてもらった
ひとりでも
多くの人に
幸せを感じて
もらいたい!
…と言って
お餅屋さんが
自ら苺を栽培したり
しませんよね?
苺づくりは
苺農家さんという
専門家に
任せる
という
お餅屋さんが
99.9%だと
思います。
それと同じこと。
何かが
不足しているので
あれば
それを
補ってくれる
専門家の力を
借りれば
イイだけで
全てのことを
自前で
行わなくても
イイのです‼️
しかも
教育というものは
日本の将来を
背負う
子どもたちの
生き方を
左右する
重要なもの。
だからこそ
一部の人に
負担を
強いるのではなく
各々の
専門性を
活かして
子どもたちの
ウェル・ビーイングの
ためにも
手を取り合って
行かねばならないと
思うのです。
「餅は餅屋」
の精神と共に
子どもの未来を
守るために
心の専門家として
立ち上がることが
必要だ!
と感じた次第です。
それにしても
最近の
政治家たちの
トンチンカンっぷりには
開いた口が
塞がりませんね〜。
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