【vol.2498】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
先日、法要に参列した帰りに
天気がよかったので
会場のパークホテルからテクテク歩いて、
サッポロファクトリーに行ってきました。

お目当ては…
というタイトルの写真展。
会期が10月25日までということもあり
愛猫ルナの49日も終えたので、
ルナの供養がてら、行ってきました。
荘厳な歴史あるヨーロッパの建物や
風景を背景にしても
まったく臆することなく、
その土地や人に馴染んでいる
たくさんの猫たちの姿を
目の当たりにして
何度も「可愛い」という言葉が
自然とこぼれ出ました。
そんな写真展の会場の入り口で、
岩合さんのご挨拶の言葉に
目が留まりました。
いかなるときもネコは自然に沿い、自分に正直に生きています。暑いとき、寒いとき、眠いとき、お腹が空いたとき。体の動きには必ず意味があります。
——岩合光昭(写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き ヨーロッパの空の下」ご挨拶より)
読んだ瞬間、
カウンセラーとして
深く頷いてしまいました。
我が家の猫もそうですが、
猫は寒ければ丸くなり、
眠ければどこででも眠ります。
体が感じたことと体の動きが
まっすぐにつながっているんですよね。
一方で、私たち人間はどうでしょう。
寒くても、会議には出る。
疲れていても、笑顔で対応する。
胸がザワついても、
「今はそれどころじゃない」と脇に置く。
責任ある立場で働く方ほど、
この「後回しにする」ことが
上手だったりします。
それは社会の中で
生きていくために身につけてきた
大切な力でもありますが、
後回しにしたサインは
消えてなくなるわけではありません。
10月も半ばに突入して、
札幌では日の入りが
ずいぶん早くなりました。

夕方、
気づけば外が真っ暗になっていて、
なんとなく気分が沈む。
やる気が出ない。
理由ははっきりしないけれど、どこか重い。
そんな風に
日照時間の変化が心身に影響することは
よく知られていますが、
カウンセリングの場でお話を伺っていると
その「なんとなく」の奥に
ずっと置き去りにしてきた気持ちや感情が
隠れていることも少なくありません。
そういった意味で、季節の変わり目は、
体が「ちょっと立ち止まってみて!」
と声をかけてくくれる
タイミングなのかもしれません。
私が専門とする
AEDP®︎というアプローチでは、
言葉になる前の体の感覚を
とても大切にしています。
ふっと出たため息。
肩に入った力。
胸のあたりの詰まる感じ。

それらはどれも、
心が私たちに何かを伝えようとしている
立派なサインやメッセージなのです。
岩合さんの言葉を借りれば
「体の動きには必ず意味がある」
ということ。
ここで私がお伝えしたいのは
「猫のように何でも本能のままに動こう」
ということでは、決してありません。
私たちには役割があり、
守りたいものがあります。
必要なのは、
そういったサインに
全て「従う」ということではなく
サインに「気づいて」
「そう感じているんだね」と
体の動きが発している意味を
しっかりと受け取ってあげること。

それだけでも、
心と体は少しずつつながりを
取り戻していけるのです。
今日、どこか一度だけで構いません。
手を止めて、
こうご自身に問いかけてみてください。
「今、私の体はどう感じている?」
答えが出なくてもご心配なく。
問いかけることそのものが
置き去りにしてきた自分の気持ちや感情に
目を向ける最初の一歩になるから。
「理由はわからないけれど、なんだか沈む」
「感じないようにしてきたものが、
最近あふれそうになる」
もしそんな感覚があれば、
そのサインの意味を
一緒にゆっくり聴いていく場として
カウンセリングを活用してみませんか?

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。
※気分の落ち込みが2週間以上続く、
眠れない・食べられないなど
日常生活に支障が出ている場合は、
まず医療機関へのご相談をおすすめします。
カウンセリングオフィスプログレス
公認心理師 | 臨床心理士 | AEDP®︎認定セラピスト
向 裕加(むかい ゆか)
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