【vol.2497】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
前回のNHKの朝ドラが
個人的には、ちょっぴりモヤっとして
終わってしまったこともあって
秋からの新番組に対しては
失礼ながらも
あまり期待をしていなかったのだけれども、
最初っからなかなか面白くて
毎朝、楽しみにしています。
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NHKの朝ドラは
フィクションではあるものの
主人公には
いつもモデルとなる人物がいるもので
今回のドラマは
宇野千代さんが
モデルとなっているそうです。
宇野千代さんについては
お名前を耳にしたことはありますが、
お恥ずかしながら
このドラマが始まるまでは
どんな方だったかは
よく知らなかったんですよね。
なので、
このドラマをきっかけに
宇野千代さんの著書、
「生きて行く私」を
つい最近、読み始めたところです。

(読書の秋ですね!)
ドラマの中でも
そんな風に描かれていますが、
千代さんのお父さんは
放蕩無頼(ほうとうぶらい)な男性で
家の中では絶対的な力を持っていたようです。
宇野千代さんというと
一般的には
「自由に生きた女性」…という
イメージが強いと思いますが、
若かりし頃は
絶対的な力を持ったお父さんの支配力に
大きな影響を受けていたことが
著書「生きて行く私」に
こう描かれていました。
私の心の中には、まだ、あの、亡くなった父の命令は、これがどんなに不条理なことであっても、唯々諾々として服従した、あの習慣が残っていた。こんなとき、その習慣が生きて、私に、どんな過酷なことにでも平気で従わせる、力になっていた。
【引用】宇野千代『生きて行く私』(角川文庫、電子版2015年)
誰かの理不尽な言動に
長いあいだ従い続けていると、
いつしかそれが
自分の中の「当たり前」に
なってしまうんですよね。
そうなると、
「それっておかしくない?」
という疑問そのものが
浮かびにくくなってしまいます。
本人は、与えられた環境の中で
ただただ生き延びるために
その時々で精一杯、適応してきただけ。
特に、子どもの頃は、
誰しもが無力であり、
親をはじめとする
養育者や周りの大人に従うことが、
唯一の生き延びる術であることは
決して珍しいことではありません。
だから、気づけないのは
弱さでも、鈍さでもないのです。
ただ、渦中にいるときは
自分の言動を自分で眺めることが
とても難しい。

だからこそ、
少し離れた立場の人が
「ここ、どんなふうに感じていますか?」
と一緒に眺めてみる場が
必要になるのだと思っています。
私たち専門家の役割の一つは、
そこにあるのかもしれません。
宇野千代さんは、この習慣と
どう向き合ったのでしょう。
読み進めるのが楽しみです。
もし、今のあなたの中にも
「理不尽だと分かっているのに、
命令されると、つい従ってしまう」
そんな感覚があるとしたら、
それは長い間、あなたなりに
生き延びるために
身につけてきた力でもあります。
ただ、その力が、今もなお、
自動的に働き続けているとしたら
「自分の意思で動いている」という感覚が
持ちにくくなっているかもしれません。
仕事では主体的に動けていても、
特定の人や場面になると、
自分が動かされているような感覚になる。
そんなことはありませんか?
そうした感覚を一緒に眺めながら、
少しずつ自分の主体性を
取り戻していく。
そんな時間をご用意しています。
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公認心理師 | 臨床心理士 | AEDP®︎認定セラピスト
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