【vol.2437】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
「カウンセラー(セラピスト)の
お仕事って、
話を聞くことですよね?」
私の職業を知った方から
よくこう言われます。
確かに、話を聞くことは
私の仕事の中核をなすものではありますが
それだけじゃないんですよね。
正直に言うと
セラピスト/カウンセラー
=(イコール)
「話を聞くだけの人」
だと思われているとしたら
かなりもどかしい気持ちになります。
というのも
私の仕事は
単に「話を聞く」だけではなく、
その「だけではない」部分にこそ
変化が起きる理由があるからです。

誰かに話を聞いてもらうと
確かに、スッキリすることがあります。
頭が整理される。
気持ちが楽になる。
自分の気持ちを
言葉にできた満足感がある。
でも
それだけでは変われないのは
なぜでしょうか?
それは
「話すこと」と「感じること」は
違うからです。
ここで少し
emotion(感情)という
言葉の話をさせてください。
emotionはラテン語で
「外へ動かす」という意味に
由来しています。
感情は本来、
外へ出ていくものなんですよね。
でも多くの場合、
感情は言葉にしようとした瞬間に
身体から頭へと移ってしまいます。
「私は多分、
悲しかったんだと思います」
その瞬間、意識は感じることから
考えることへと切り替わってしまって
説明が始まってしまう。
でも身体の中にあった
悲しみのエネルギーは
まだそこに残っているのです。
言葉になる前の
あのこみ上げてくるエネルギーが
まだ出切っていない。
思考レベルでの説明が
始まりそうなとき
こう介入することがあります。
「説明はほんのちょっとの間
脇に置いてもらって
その悲しみに
留まってもらってもいいですか?」
そうやって
考えることから感じることへと
もう一度戻っていくように促すのです。

実はそのとき
クライエントの中に
こみ上げてきているエネルギーが
私にも伝わってきて
クライエントが
感じているであろう感情を
私自身も感じているんですよね。
それが自然と表情に出たり
声のトーンに現れたりしていて
クライエントは
私の反応を見て感じるんだと思います。
「この人は私と一緒にいてくれている」…と。
そういった安心感の中でしか
感情は最後まで出てこないものです。
ひとりで話しているときは
どこかで
「これ以上出したら大丈夫かな」
という不安がある。
でも、
一緒に感じてくれる人がいると
感じられたとき
ずっと出てきたがっていた感情が
ようやく外へ動き出すのです。
emotion(感情)のあり方が
本来そうであるように…。

そして
感情を最後まで感じ切ったとき
何かがほどけるのです。
それは
話を聞いてもらうだけでは
起きない変化です。
何度話しても変われないのは
あなたのせいではありません。
それは、話す場所ではなく
一緒に感じてもらえる場所が
まだ見つかっていないだけ。

まずは下記のお問い合わせから
お気軽にご連絡ください。
| 住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
|---|---|
| 営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
| 定休日 | 日・祝日・月 |