急激な変化ほど
私たちはその安全性を
見落としやすいのかもしれません。
【vol.2368】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
「あれ、あの人、
ちょっと見ないうちに
随分と痩せたなぁ」
そんなふうに感じる人が
私の周りにも結構いたりします。

この年齢にもなると
急激な痩せ=大きな病気
…ということもあるので
「どうやって痩せたの?」と
こちらから気軽に訊くのは
正直、少し憚られますが
不思議と、向こうから積極的に
教えてくれることも多いんですよね。
その中で、最近よく耳にするのが
「マンジャロ」という
糖尿病治療薬を使った減量の話。
正直に言うと
最初に聞いたときは
「大丈夫なのかな?」
という感覚がありましたが
やはり
こんな報道が出てきましたね。
このBBCの日本語記事では
この薬を使用した人の中に
中止後、強い飢餓感や過食に
悩まされるケースがあることが
紹介されていました。
マンジャロは
食欲を調整する自然由来のホルモン
「GLP-1」を模倣してるため
その調整を
自分でやらなくても済むんだそうです。
だから、長期間
人工的にGLP-1を補い続けると
体は自分でGLP-1を作らなくなってしまい
その働きにも鈍くなる可能性がある。
その結果、薬をやめた途端に
食欲が抑えられなくなって
過食のリスクが高まるそう。

つまり
私たちの身体に元来備わっている
自己調整能力が
低下してしまうんですよね。
使っている間は、
確かに、楽かもしれませんが
短期間で
大きな効果が出るものは
その分、リスクも大きい…
ということなのです。
これは
ダイエットに限った話では
ありません。
「早く変わりたい」
「今の自分を一刻も早く
どうにかしたい」
そんな切実な思いがあるときほど
人は“強いもの”に
手を伸ばしたくなるものです。

でも、心も体も
本当はそんなに急には
変化に追いついて
こられないんですよね。
無理やり生じさせた変化は
リバウンドにつながりやすい。
セッションでもよく感じますが
ゆっくり変わるプロセスには
ちゃんと
「納得」と「自分の感覚」
が伴っているものです。
「早く結果を出すこと」よりも
「自分がついていけているか」。
それを確かめながら進むことの方が
結局は遠回りのようで一番安全で
一番長続きする道のように思います。
セラピーもまた
依存させるためのものではなくて
自己調整力を少しずつ取り戻して
最終的には
「セラピーがなくてもやっていける自分」
になっていくためのもの。
そのためにも、心も体も
丁寧に扱っていきたいものだということを
改めて、考えさせられた記事でした。
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