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良くなったのに不安が残る理由 ― 自分に起きていることを理解するということ

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良くなったはずなのに、
なぜか心が落ち着かない。

 

 

そんな経験はありませんか。

 

 

 

【vol.2352】

 

 

 

こんにちは!
カウンセリングオフィス

プログレスむかいゆかです。

 

 

 

昨日の朝、
左の耳の奥が急に痛くなりました。

 

 

 

 

 

 

「しばらくすれば治るだろう」と
最初のうちは

それほど心配していなかったのですが
痛みは増す一方。

 

 

 

そのうちに
思わず歯を食いしばってしまうほどの
激しい痛みが出てきたので

病院に行くことも考えましたが

 

 

かかりつけの耳鼻科のクリニックは
あいにく昨日から

お正月休みに入ってしまっていました。

 

 

 

あまりにも痛かったので
「この痛みとともに
お正月を迎えなければならないのか……」
と、少し絶望的な気持ちにもなっていました。

 

 

 

けれど幸い

昨日の痛みが嘘だったかのように
今日はすっかりその痛みは消えました。

 

 

 

痛みは消えたけど
安心しきれなかった理由

 

 

 

もちろん、ホッとしました。
ただ、それと同時に、
少し別の感覚も残りました。

 

 

 

それは

 

 

「良くなったのはイイけれど、
 なぜあのような痛みが起きたのかが
 まったく分からない」

 

 

という

なんとも言えない不安です。

 

 

 

 

 

 

痛みが消えた=安心、とは

必ずしもならないのだなと

改めて感じました。

 

 

 

人は「意味」が分かると
落ち着ける

 

 

 

私たちは
症状そのものがなくなること以上に

 

 

「何が自分に起きていたのか」
「なぜそうなったのか」

 

 

…が分かると
心から落ち着けることがあります。

 

 

 

 

 

 

それは、心配性だからでも、
考えすぎだからでもありません。

 

 

 

次に同じことが起きたとき、
どう対処できるのか。
ひとりで抱え込まなくて済むのか。

 

 

 

そのために、人は
「意味」を知りたくなるのだと思います。

 

 

 

自分に起きていることに
自分なりの説明がつけられること。

 

 

 

私は

それがとても大事だと思っています。

 

 

 

セラピーの文脈で言えば
繰り返される行動や考え方が
どこからやってきたものなのか?

 

 

 

それが

どんな体験の延長線上にあるのか?

 

 

 

そうした“文脈”が与えられたとき
人ははじめて
自分の反応を責めずに

眺められるようになるんですよね。

 

 

 

今回の私の体験も
少しそれに似ていると思いました。

 

 

 

自分に起きていることを
ちゃんと知ってみる

 

 

 

自分に起きていることを
分からないままにせず
ちゃんと眺めてみる時間が

あってもいいのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

セラピーは
そのための時間と場所でもあります。

 

 

 

ひとりで頑張らずに
私にお手伝いさせてください。

 

 

私も、年明けに一度、

耳鼻科を受診しようと思います。

 

 

 

何が起きていたのかを
自分なりに理解しておくために。

 

 

 

 

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