年末が近づくと
人との付き合いや予定の入れ方に
迷いが生まれることはありませんか?
【vol.2346】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
12月も終盤に差し掛かってきて
あと10日もすれば新しい年。
あぁ、時間が過ぎるスピードは
年々加速していくなぁ…と
つくづく思いながら
X(旧Twitter)を眺めていたら
「今日も忘年会。
これで○○日連荘」
…というような投稿を見かけました。

その投稿を見ながら
「あぁ、かつての私もそうだったなぁ」
と昔のことがふと思い出されました。
独立前の30代の後半や
コロナ禍前までは
12月は月の2/3の約20日は
忘年会だったんですよね。
今となって
当時のことを振り返ってみると
「よく行ってたなぁ…」と
我ながら感心してしまいます。
当時は、誘われたら行く。
声がかかったら断らない。
それが
「大人として」
「仕事をしている人として」
当たり前のように感じていました。
「行ける自分でいなくちゃ」
…という無意識のプレッシャーが
あったんだと思うんですよね。
でも今となって振り返ってみると
それだけではなかった気もします。
当時の私は
まだ自分の軸が
しっかりしていなかった。
だからこそ
「断ったら
人からよく思われないんじゃないか」
「仲間には入れてもらえないんじゃないか」
「気づいたら
置いてきぼりを喰らうんじゃないか」
そんな不安が
心のどこかにあったように思います。

だから誘われたら行く。
疲れていても顔を出す。
それは
“行きたいから”というよりも、
“つながりを失わないため”の選択
だったのかもしれません。
ここ数年の12月はというと
忘年会の予定はかなり少なめ。
でも、「寂しい」と感じることも
「取り残された」と感じることも
ほとんどありませんし
心がざわつくこともありません。
むしろ、
自分のペースで
一日が終わっていく感覚に
ホッとすることの方が多いんです。
予定が減った=人生が縮んだ
…わけではなくて
予定が減った分
自分の感覚を大切にできる時間が増えた
…と感じられているのかも知れません。
今は何を優先させるのが
「今の自分にとってのベストなのか?」
ということを
考えられるようになったんですよね。

体調や気力のこと。
翌日の仕事のこと。
そして、無理をしたあとに
どんな自分が残るのか。
そういうことを含めて考えたうえで
「今回は行かない」という
自分にやさしい選択ができるようになった。
だからこそ
無理をしなくなった
というところは
確かにあると思っています。
昔の私がダメだったわけでも
今の私が特別に
成長したという話でもなく。
ただ
大事にしたいものの基準が
少しずつ変わってきただけ。
年末年始は
予定で埋め尽くすこともできるし
静かに過ごすこともできる時期。
どちらが正解…という話ではありません。
ただ
「今の自分は
何を大切にしたいんだろう?」
「どんな選択をすると
心が落ち着くんだろう?」
そんな問いを
自分に向けられるようになると
選択の基準が
少しずつ自分の内側に戻ってきます。
価値観が言葉になり
「これを大切にしたい」と
自分で分かるようになると
人や状況に振り回されにくくなる。
揺れなくなる…というよりも
揺れても戻ってこられる
自分の軸が育っていく。
そんな感覚です。
セラピーは
その軸を頭で理解するだけでなく
体感として育てていく時間でもあります。
もし今、人との距離や選択に
迷いやすさを感じているなら
セラピーで
自分の価値観に立ち戻る時間を
つくってみませんか。

| 住所 | 〒060-0042 札幌市中央区大通西1丁目14-2 桂和大通ビル50 9F マップを見る |
|---|---|
| 営業時間 | 【火~金】13:00~20:15 【土】10:00~17:00 |
| 定休日 | 日・祝日・月 |