大きな節目の前には
喜びと不安、期待と怖さ─
相反するように見える感情が
同時に立ち上がります。
そんな感情の
“多層性”について書いてみました。
【vol.2313】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
今日の朝
メールをチェックしてみると
AEDP®︎研究所の事務の方から
認定資格の審査についての
メールが届いていました。
AEDPのトレーニングコースを
受けはじめたのが2019年の夏。
かれこれ6年ちょっとの長旅で
この間、ずーっと
「早く(認定資格を)取りたい!」
と思ってきました。
でも、いざとなって
その日が近づいてくると
怖くなってきたんですよね。

先日の夜のスーパーヴィジョンでも
スーパーヴァイザーのBenから
こんな質問を投げかけられました。
ここまで来れて
今、どんな気持ちでいる?

認定資格を目標に
これまで頑張ってきたから
この日が来ることを
心待ちにしていたはずなのに
いざ、その日が
近くなってくると
怖いと感じてる自分が
いるんだよね。
ずっと
この日を夢見てきたのに
Benにも
「君のワーク(仕事)は素晴らしい」
と太鼓判を押してもらえているのに…
私の中では日増しに
怖さが大きくなる一方。
どうしたものやら…と思っていたのですが
Benにこう言われて
ふと気持ちが楽になりました。
評価されると思ったら
誰しも怖くなるものだよね
この日が来るのを
心待ちにしてきたのは事実だし
認定まであと一歩だと思うと
ワクワクもする。
でも、それと同じくらい
“怖さ” もある。
私たちは
ひとつの気持ちを感じていると
まるで相反する感情を
同時に持ってはいけないように
思ってしまうことがありますよね。
けれど実際は、
喜びと不安、期待と怖さ─
いくつもの感情が同時に存在してよくて
どれも自分の大切な一部。

ひとつの感情が強くなると
もう片方を追いやってしまいがちだけれど
“両方あっていいんだ” と自分に許すこと。
湧き上がってくる気持ちひとつひとつに
「そうだよね、そんな気持ちにもなるよね」
とコンパッションを向けてあげることが
大事だと思うのです。
そうやって、その時々の感情を
マインドフルに受けとめられるようになると
心の中のスペースがゆっくりと広がってきて
感情に飲み込まれるのではなく
“感情と共に在ること” が
少しずつできるようになってきます。

そうしたキャパシティが育まれると
生きることがぐっと楽になりますし
日々の選択や対人関係も
もっと軽やかになっていくことでしょう。
そんなキャパシティを
私と一緒に育んでいきませんか?

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