
どれだけ「愛してる」と言われても
安心できないときは
あなたが弱いからではなく
心が守りに入ってるからかもしれません。
【vol.2279】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
Netflixで配信されている
恋愛リアリティ番組
『Love is Blind』(アメリカ版)の
新シーズンを観ていて
互いを思いながらも
すれ違っていくカップルの姿が
印象に残りました。
SPOILER ALERT!!! #Loveisblind pic.twitter.com/D02cQkH5XA
— Netflix (@netflix) October 15, 2025
特に、女性の方。
どんなに男性が
「愛してる」と言葉にしても
「私があなたを愛しているほど
あなたは私を愛していない」
と跳ね除けてしまうんですよね。
この言葉は
切実であると同時に
胸が痛みます。
愛は量ではなく
関係の中で感じるもの。
けれど、人は不安になると
愛の“確かさ”を
証明したくなってしまうのかもしれません。
愛を求める気持ちは自然なことです。
でもその願いが
「不安」や「怖れ」と結びつくと
人は相手の言葉や態度を
何度も確かめたくなります。
「ちゃんと愛されている」と感じたい。
その思いの根っこには
もしかしたら愛着のトラウマや
過去の関係で傷ついた記憶が
眠っていることがあります。
そしてもう一方の人は、
その不安の強さに圧倒されて
距離を取ることで自分を守ろうとする。
追う人と引く人、
どちらも実は
愛を守るための行動なんですよね。
このような関係のパターンは
当事者だけでは
抜け出すのが難しいことがあります。
どちらかが悪いわけではなく
“安心を求める心のクセ”が
ふたりの間で複雑に絡み合っているから。
カップルセラピーでは
お互いの行動の裏にある
「本当はどう感じているのか」
を丁寧に解きほぐしていきます。
責め合うのではなく
恐れや願いの声に耳を傾けることで
少しずつ関係が
やわらいでいくことがあります。
「愛してる」は
証明するものではなく
育てていくもの。
そして
どんなに複雑なすれ違いの裏にも
“つながりたい”という願いが
必ず存在するものです。
もし今、あなたが
関係の中で苦しさを感じているなら
個人セラピーで
未だに燻っている愛着のトラウマや
関係性の傷を癒したり
カップルセラピーで
いつものサイクルから抜け出すことで
関係性を修復してみませんか?
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