【vol.1109】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
アメリカ在住の
高校の同級生が
Facebookで
こんな記事を
紹介してくれました。
詳細については
記事を読んで
いただけたら…
と思いますが
この記事の
メイントピック
である
「がんばれ」
という言葉。
この言葉を
発している側の
人間からすると
励ましや応援
の意図があって
使っている
つもりですが
シチュエーション
によっては
受けとる
側からすると
否定でしかない
ことを
認識できている人は
案外少ないものです。
「がんばれ」
という言葉を
発している人は
その言葉を
かけている人の
現状に
満足していない
んですよね。
だからこそ
「もっと上を目指せ!」
という意味をこめて
「がんばれ!」
という言葉を
発している
“つもり”
なのです。
でも
裏を返すと
その本質は
「今の
あなたでは
不十分ですよ」
「まだ、
頑張りが
足りませんよ」
という
現状や
ありのままの姿を
否定する言葉
だったりします。
言われた方からすると
「こんなに
頑張っているのに
どこまで頑張ったら
イイのか?」
…と
見えない
ゴールに向かって
走っているような
ものなので
どんどん
苦しくなって
いくワケです。
私自身
フルマラソンランナー
なのですが
42.195km
という長距離を
走ることが
できるのは
ゴールが
明確であり
そこまで行けば
終わりだから。
それでも
42.195kmの道中
愛が感じられる
「がんばれ」
ではなく
「弱音なんて
吐くんじゃねーよ!」
というような
ニュアンスを含んだ
「がんばれ!」
という言葉を
沿道から
かけられても
そこまで頑張って
走ってきた自分を
否定されたようにしか
思えず
「だったら
お前もここまで
走ってみろよ!」
…と
ちょっとした
苛立ちを
覚えることも
しばしば(苦笑)
ですし、
どんだけ頑張ったら
期待に添えるんですか?
…と
走るモーティベーションを
無駄に削がれてしまうのも
事実です。
そういう意味で
「がんばれ」
という言葉には
成長できるものが
ちゃんと
成長できない
リスクが
潜んでいるのです。
もっと
伸びてほしい
もっと
成長してほしいと
心から願って
励ましや応援を
したいなら
かけたい言葉は
「がんばれ」
ではなく
「(よく)
がんばってるね」
という
現状を肯定する
言葉‼️
末尾が
ちょっと
違うだけですが
違いは歴然。
その
ちょっとした違いが
人の人生やあり方を
大きく変えますし
そういった
小さな違いにも
敏感な
セラピスト/
カウンセラーで
いたいものです。
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