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【vol.2026】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日のNHKの『あさイチ』で
オトナに人気の「絵本」が特集されていて
ヨシタケシンスケさんが出演していました。
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ヨシタケさんの作品は
『りんごかもしれない』という絵本を
読んだことがあるくらいでしたが
番組を観ていたら
ヨシタケワールドに
すっかり魅了されてしまって
今日、オフィスに来る前に
本屋さんに行ってみたら
ヨシタケさんの作品を集めた
特設コーナーが設置されていて
ついつい
大人買いしちゃいました…(汗)。
『モヤモヤそうだんクリニック』は
まだなのですが
他の三冊を読んで
ヨシタケさんの絵本は
絵が可愛らしくて
ホノボノしていながらも
「生きる上での本質」
という哲学的なことについて
ユーモアを交えながら
重たくなりすぎず
でも
いろいろな角度から
考えさせてくれる
奥行きがある絵本
…だと感じました。
オトナに人気だというのも納得です。
上記でご紹介した本のうちの
私個人のお気に入りは
『なんだろうなんだろう』。
(絵本の内容の概要は⬆︎をご参考に!)
子どもよりも
それこそオトナに
オススメしたい一冊です。
この絵本の中で
「考えること」について
こんな風に書かれていたのを読んだとき
20代の頃の自分のことを思い出しました。
「今からマラソンを走ってください」って言われても、そんなにたくさん走れないよね。でも、マラソンの選手は、毎日走って練習しているから、長い距離を恥じることができる。それと同じで、「考えること」も脳みそを使った運動だから、ちょっとずつ練習しないとすぐには上手に考えられないはずなのよ。
(ヨシタケシンスケ『なんだろう なんだろう』光村図書、2019年、p. 42)
どんなに考えても、すぐには答えが出ないときもある。大人になっても、わからないことはたくさんある。でも、それでも、ちょっとずついろんなことを考えたほうがいいと思う。なぜなら、そのほうがおもしろいことが増えるから。
(ヨシタケシンスケ『なんだろう なんだろう』光村図書、2019年、p. 43)
それに、自分でアレコレ考えながらつくったしあわせは、すごく長もちすると思う。そして、自分をしあわせにすることができれば、人のこともしあわせにできるんじゃないかしra.
(ヨシタケシンスケ『なんだろう なんだろう』光村図書、2019年、p. 44)
今となっては
自分が何に悩んでいたのかさえ
思い出すことができないのですが
当時は
どれだけアレコレ考えても
答えがでないことに対して
苛立ちを感じていたり
次から次へと
考えなければならないことが
出てくるので
「もうやだ!面倒くさい!」
と投げやりになっていたり
こんな状態が
ずっと続くのかも知れないと思ったら
将来に対して
めちゃくちゃ悲観的になったり…。
とにかく
そんな風に頭を抱えていたのは
ハッキリと覚えています。
でも
50を目前にして思うのは
あのとき
もがきながらも
ちょっとずつでも
アレコレ考えて
真剣に向き合ったからこそ
今、こうやって
穏やかでいられるのだと…。
もし、タイムマシーンによって
その頃の自分に声をかけるなら
「大丈夫、
心穏やかでいられるときは
必ずやってくるから!」
「あなたが「考えること」を止めずに
真剣に悩んでくれたからこそ
今の私は、こうやって
満ち足りた気持ちでいられる。
本当にありがとう」
と伝えたい。そう思います。
セラピー/カウンセリングとは
自分自身の鏡として存在する
セラピスト/カウンセラーとの
対話をとおして
自分の中に眠っている
「なんだろう?」という問いに対する
“自分なり”の答えを
一緒に探していく作業です。
答えは
すぐには見つからないかも
知れませんし
ハッキリとしたものであるとは
限りませんが
その過程の中で積み上げてきた
ちょっとしたおもしろさが
しあわせの礎になります。
「考えること」や
「感じること」をとおして
つまり
自分自身と向き合うことで
はじめて見えてくる
「自分らしいしあわせのかたち」を
私と一緒に探してみませんか?
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