【vol.1095】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
セラピー/
カウンセリング
というものは
目標が達成して
一度終わりを迎えると、
クライエントが
再びセッションを
受けるために
戻ってこない限り
そのクライエントが
どうなったのか?
どんな生活を
しているのか?
ということを
追跡することは
ありません。
が!
たまたま
1年ほどくらい前に
セラピーが終結をした
クライエントに
コンタクトを
取らなければならない
事案が発生したため
久しぶりに
メールをしました。
(もしかすると、今の若い人は
エアメールの便箋って知らない???)
彼女がアメリカ🇺🇸に
移住するタイミングで
セラピーを終結したので
アメリカで
どんな新生活を
送っているのか?
…ということを
全く知らなかった
のですが
「いろいろな人に
助けられながら
楽しく生活しています」
という返事を受けとり
自分のことのように
嬉しくなりました。
そんな
クライエントからの
メールを読んでいて
あまりにも嬉しくて
思わず涙が出たのは
こんな言葉でした。
⬇︎⬇︎⬇︎
「たまに悩んだ時は
先生のブログを見て
元気をもらっております
…(中略)…
ブログは
また先生の
カウンセリングを
受けているような気持ちに
なれるんです!
私にとっては
セッションで
教えて頂いたことを
もう一度自分の中で
確認出来る大切な場所です。
たまに先生が
意味があるのかと
ブログに書いてますが笑、
私にとっては時には
避難所で安全基地
です(^^)」
「安全基地」とは
アメリカ人心理学者の
エインズワースが
提唱した概念。
小さな子どもが
養育者から離れて
外の世界を
ひとりで
探索するとき、
養育者との関係が
安定していると
好奇心をもって
冒険することが
可能になります。
ちょっと
勇気を出して
チャレンジしてみて
新しい経験を
積み重ねる
ことによって
子どもは
成長して
いくんですよね。
たとえ
失敗したり
苦痛を感じたり
することが
あったとしても
養育者のところに
戻って(避難して)
その失敗や苦痛を
癒してもらったり
エネルギーチャージ
したりすることが
できると
「自分には
戻れる場所がある」
と感じられて
再び
外の世界へと
探索しに
出ていくことが
できるのです。
そういったような
養育者の存在を
エインズワースは
安全基地
と呼びました。
子どもたちが
成長するに
したがって
少しずつ
外の世界が
拡がってくるので
養育者とは
異なった
安全基地を
つくっていきます。
幼稚園や
学校の先生
友達や恋人
大人になったら
配偶者…など、
安全基地は
生まれたときから
死ぬまで
私たちを
支えてくれる
大事なもの
なのです。
セラピー/
カウンセリングでは
セラピスト/
カウンセラーが
クライエントの
安全基地となって
クライエントが
外の世界を
探索するのを
つまり
成長や変容を
支えていきます。
セラピー
そのものが
うまくいったときは
セラピスト/
カウンセラー
そのものが
クライエントの
心の中に
取り込まれていって
セッションを
実際にしなくとも
クライエントの中に
「大丈夫!」
と思える感覚が
出てくるんですよね。
そして
ブログやHPなどが
新たな安全基地
としての役割を
担ってくれる
ワケです。
毎日更新するのに
疲れてきて
「ブログやってて
意味あるのかな?」
と心が折れそうに
なることは
たびたびありますが、
こんな風に
このブログを
私の代わりのように
大事に思って
くれている人がいる
と思ったら
とてつもなく
嬉しくて
涙が出ました。
そして
「これからも
頑張ろう‼️」
と思った次第です。
右足の甲の
疲労骨折で
ランニングは
お休み中ですが
ブログは休まずに
走り続けますよ〜!
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