【vol.1939】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
6年前のちょうど今頃
京都の比叡山の麓にある研修施設に籠って
5日間にわたる
マインドフル・セルフ・コンパッション
(Mindful Self Compassion: MSC)の
リトリート(合宿)に参加していました。
この年は5月と10月に
EFT(感情焦点化療法)の
トレーニング
そして、10月末には
スキーマ療法のトレーニングを
東京で受講することに
胆振東部地震で
実際の受験は12月に延期となりましたが
9月には公認心理師の国家試験が予定され
12月にはアメリカで
CBT(認知行動療法)のトレーニングを
受講する予定をしていたこともあって
11月に京都で5日間にわたる
泊まり込みのトレーニングを受けることには
当初は躊躇いもあったんですよね。
というのも
北海道から参加するとなると
どうしても実際の日程の前後に
移動のための追加の時間を要するから。
でも
このリトリートを案内してくれた
既にMSCを受講したことがある
高校の同級生に話を聞いてみたら
何となくながらも
「これは今の私に必要だ!」
と直感的に感じられるものがあって
時間的にも金銭的にも労力的にも
かなり無理をしての(苦笑)
参加だったのですが
結果としては
このリトリートへの参加は
臨床家としてだけでなく
ひとりの人間としてのあり方を
大きく変えるきっかけとなった
私にとっての
人生の転機のひとつ
となりました。
セルフ・コンパッションとは
簡単に言ってしまえば
自分自身に向ける
やさしさや思いやり、慈しみ
のことを言います。
(セルフ・コンパッションの
詳細についてはコチラから)
実は、私…
MSCを受講するまでは
セルフ・コンパッションなんて
これっぽっちもなかった
人間だったんですよね〜。
先月末開催された
市民向けのこのセミナーの
企画者のひとりが
私の高校からの友人だったのですが
彼女曰く、昔の私は
「自分にも厳しいけど
その分、他人にも厳しい人だった」
…と。
今となっては
そういう自覚があるだけに
「イタタタタ…」と思うほど
かつての私は
自分にも他人にも厳しい人間でした。
そういった私に
自分にやさしさや思いやり
慈しみを向けることができてはじめて
他者に対して
真の意味でやさしさや思いやり
慈しみの気持ちを向けることが
可能になるのだ
…ということを
実体験を通して教えてくれたのが
MSCだったんですよね。
その体験があったからこそ
人の心に寄り添うことは
どういうことなのか?
ということをより深いレベルで
理解できるようになったと感じています。
何となくながらも
「これは今の私に必要だ!」
と直感的に感じられるものを信じて
たとえ
その効果が直ぐには得られずとも
焦ることなく
ひとつずつ積み重ねることが
間違いなく今、つまり結果に
つながっていることを考えると
自身の直感を信じることの大切さ
そして
そういった体験を積み重ねていくことで
自身に対する
自己信頼を築いていくことは
自分らしい人生を生きていく上で
必要不可欠なものだと感じています。
何の保証もない
未知の世界へと踏み込んでいくとき
不安を感じるのは当然のことですが
自身の直感を信じて
私と一緒に新たな一歩を踏み出すことで
自身の世界を拡げてみませんか?
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