【vol.1930】
こんにちは!
カウンセリングオフィス
プログレスのむかいゆかです。
昨日のブログでもチラッと触れましたが
昨日の夜は札幌市民交流プラザにて
札幌市図書・情報館と
さっぽろウェルネスプロジェクトが
合同で企画したセミナーで
お話しさせてもらいました。
久しぶりに
一般市民向けに話をするということで
まあまあ緊張していたせいか
最初は時間のペースをつかむのにも
かなり苦労させられて
「ヤバい、このままじゃ
予定終了時間の19時55分より早く
終わってしまう!」
と内心ヒヤヒヤしながら
話をしていたのですが
来場者の皆さんが
熱心にメモを取ってくださっていたり
食い入るような眼差しで
スライドを見てくださっていたり
「わかる、わかる!」とでも
言ってるかのごとく
首をブンブンと縦に振って
頷いてくださってる様子を
壇上から眺めていたら
少しずつ私の緊張も和らいでいって
後半からは
自分のペース感覚も取り戻して
時計を確認することせずとも
ピッタリ19時55分で
話し終えることができました。
残りの5分は
フロアから質問を受けつける時間として
当てがわれていたので
フロアに振ってみると
直ぐに手をあげてくださった方が
いらっしゃいました。
カウンセラーとして
カウンセリングをするときに
大切にしていらっしゃることを
「ひとつ」教えてください。
正直、
と内心焦りましたよね…。
というのも
これってセラピスト/カウンセラーとしての
本質を問うような鋭い質問だと思ったから。
しかも
ひとつですよ、ひとつ!
多分、質問してくださった方は
残り時間のことを考えて
そうおっしゃったのだと思いますが
いろいろあるうちの中から
重要なひとつを選ばなければならないのは
かなりの至難の業。
思わず…
と心の声が溢れてしまったという…(苦笑)。
カッコイイこと言おうとしても
仕方がないし
自分が今そこで感じていることを
そのままお伝えるするのが
私なりの誠実なあり方だと思ったので
こんな感じで答えさせてもらいました。
⬇︎⬇︎⬇︎
そのままの自分でいることを
大切にしています。
セラピスト/カウンセラーである前に
私もひとりの人間。
ですから
セッション中もいろんな感情を
体験しています。
体験した感情は抑え込んだり
押し殺したりすることなく
しっかりと感じとっていく。
例えば
以前はカウンセラーが
涙を流すだなんて
絶対にやってはならないと
思っていました。
でも、今は
涙が出そうになったときは
それに身をゆだねて
涙を流すようにしています。
私の涙を見て
「涙を流してもイイんだ」と
クライエントが思えるようになると
感情を受けとめる器が
少しずつ大きくなっていく。
それを支えるためにも
「そのままの自分でいる」ことを
大切にしています。
質問してくださった方は
「ありがとうございます」
とおっしゃってくださりましたが
それ以上のことはお聞きしてないので
その方がどう感じたかはわかりません。
でも
少なくとも私がセッションで
クライエントと向き合うときには
こんな気持ちでいるんだ
…ということがほんの少しでも
伝わったら嬉しいですし
このブログの読者の方で
私とのセッションを
検討していらっしゃる方にも
私のセラピスト/カウンセラーとしての
哲学や精神のようなものが
伝わったらイイな〜
と思いまして
今日はそんなことを
徒然なるままに綴ってみました。
今日のブログはこれにて。
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